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(69)昇段

 私達、一般社会に生きる者の世界では、そう重要ごとでもないが、プロの世界に生きる人々にとって、昇段は重要ごととなる。なんといっても、生活に影響するからだ。いや、そればかりではない。プロの人々にとって、それはプロ社会の中のランクづけであり、いろいろと[私には分からない^^]違ってくるだろうからだ。その辺りのところは、プロの方々にプライべートでお(たず)ね下さい。^^

 私達一般社会で言えば、昇段は、係長→課長などといった昇格に匹敵するのかも知れない。一般社会にしろプロの世界にしろ、人々はめげないで必死に上へ昇る道を模索するのである。結果が出ればよし、(はず)れれば、まあ、それはそれで現状維持のまま生き続けることになるのだから、生きる上での支障とはならない。支障はないが、昇った方がいいに決まっている。ご両親が夢を託され、そんな名前を付けられたお子さんもおられるだろう。^^ 結果、夢が託されなかったとしても、まあ、その人が()やまれることではない。そのお子さんは、ご両親の遺伝子を引き継いでお生まれになったからだ。^^

 とあるプロの有段者が二人、何やら話をしている。

「おっ! そうでしたか…。よかったですなっ! 私と同じ五段に…」

「いやまあ、運がよかっただけですっ! 四段に毛が濃く生えたようなものです…」

「ははは…毛が濃くとはっ! それは、めげないで精進されたからでしょう」

 そう称賛(しょうさん)したプロは、内心で『甘い甘いっ! 私は六段が決まってるんだ…』と隠しながら、ニタリと笑った。

 まあ、めげないで昇段するということは、そんな(みにく)い人の本心が見え隠れする、小悪な目的にもなる訳だ。^^


                  完

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