(68)行事
地球上の人の暮らしには、多かれ少なかれ行事というものがある。お相撲の行司ではなく、一定の繰り返される行いである。^^ めげないで繰り返せば、それなりに形として定着するものだが、楽しくない行事は、生活改善で取りやめた方がいい。人生は限られた時間だから、めげないで続けるのはいいが、出来るだけ楽しくない行事は切り捨てた方がいいだろう。^^
とある夏休みの海岸である。多くの海水浴客でゴッタ返していた数年前とは違い、コロナの夏海岸は、海水浴客も疎らで、閑古鳥がカァ~カァ~と陰気に啼いている。海の家の店主、鳥串が、その光景を遠目に見ながら愚痴る。
「コロナで、さっぱりだ。例年の五分の一も稼げねぇ~やなっ! 一髪で治るコロナの特効薬とか治療法が発明、発見されりゃ~な~…」
そこへ、隣の海の家の店主がカキ氷を二皿持って現れた。
「テレビ観てると、今日の感染者は○○○人とかなんとかマスコミが行事のように喚いてるが、ナントカ検査の結果だろうから、そんな検査に注ぎ込む金があるなら、特効薬とか治療法に回せばいいんじゃないかっ! ##」
「確かに…。○○○人だったら、それが、どうしたっ! て話になるわなっ! ##」
「行事のように発令してる緊急事態宣言で、どうなるものでもねぇ~のになぁ~ ##」
「ああ、終息しなけりゃ、人類はパァ~だっ! ##」
「## とうとう人類も絶滅危惧種になっちまったのかねぇ~」
「言えるなっ! 客も来ねぇ~しなぁ~。野垂れ死にだっ!」
「ははは…そこまでにはならねぇ~だろうがっ! ##」
「ははは…なら、いいんだがなっ! ##」
二人はカキ氷を食べながら、また遠目に砂浜を見た。
行事は効果を得ないと、いくらめげないで続けても意味がない・・というお話でした。^^
※ ##は氷をサクサクする音です。^^
完




