表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
59/99

(60)目的

 人が動いている場合、例外を除き、必ずといっていいほど目的がある。良いにしろ悪いにしろ、(うれ)しいにしろ悲しいにしろ、仕事にしろ遊びにしろ、人はその目的を果たすために動いている訳だ。おなじ目的でも、頑張らねばならない目的は、やはりめげやすい。めげないで頑張ろうとすれば大変だからだ。楽しく楽な目的は、どうしても達成したいから、めげにくい。楽しい目的が待っていると考えれば、人はめげない訳だ。^^

 とある夏山のキャンプ場である。高地ということもあり、気温は20℃前後で、しかも心地いい微風(そよかぜ)もあり、下界の灼熱地獄が夢のような地の利がある。

「おいっ! 胡椒(コショウ)瓶、入れ忘れたぞっ!」

 登山リュックをガサゴソしながら、食糧班の友西が叫んだ。

「んっ!? 前の売店で買えばいいだろ…」

 気象班の和平(かずひら)がヒントを出した。

「そんなの、売ってるかよっ!?」

「あるあるっ! ここ、俺は二度目だからっ!」

「売店まで10分はあるぜっ! 胡椒抜きでもいいだろっ?」

「いやいや、バーベキューの胡椒抜きは食えたもんじゃないっ!」

「仕方ねぇ~なっ! ひと歩きしてくるか…」

 友西は美味(うま)そうなバーベキューを食べる自分を想像しながら、めげないで売店へと向かった。

 このように、目的に楽しみがある場合は、めげにくいことが分かる。^^


                  完

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ