表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
58/99

(59)努力

 めげないで努力すれば、ある程度まで出来ることが可能となる。例えば、縄跳びの跳べる技量などがそうで、現に私も、高校時代の体育の授業で6級、5級を通過し、4級を練習していたくらいだ。三回の試技があったが、なかなか6級が通過できず、随分と自分の情けなさに悩んだものだが、めげないで自宅で練習をした結果、なんとか通過できたという事実を記憶している。ある程度までというのは、天分があり、個々の生まれ持った程度の違いがあることを指す。

 とある釣り堀である。老人と知り合いの中年二人が日長、飽きもせず釣りをしている。

釣果(ちょうか)のオイカワ寿司、美味(うま)かったですねっ! ありがとうございました」

「いやいや、こういう長丁場の釣りですと、続ける努力を支える食事も大事な手段となります。私くらいの年になりますとな、そのコツというか、なんというか…そんなものが分かってきよります」

「ご老人は何年くらいの釣歴(ちょうれき)がっ?」

「若い頃からですからなぁ~。おおよそ60年にもなりますか…」

「そんなにっ!」

「ええ、まあ…。お恥ずかしい話ですが…」

「いえいえ、大したものです。私なんか始めて20年ばかりですから…」

「釣歴は余り関係がありません。やはりめげずに釣りを継続する努力ですなっ!」

 そう言った老人がピールの(さかな)に持参したオイカワ寿司は、釣果がゼロで、帰りに魚屋で買ったオイカワだった。

 努力は、めげないで不言実行するところに成果が得られるようだ。^^


                  完

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ