(47)社会
社会は日々、発展、変貌を繰り返している。はっきりと、ああ、君がニューフェイスだなっ!? 僕はこういう者でカクカクシカジカだから、今後はよろしく頼むよっ! などと面と向かって挨拶できる存在ではない。なにせ、相手は見えないからである。^^ 社会の変化についていけなくても、普通の人の場合は、めげないで歩調を合わせる他はない。芸能関係の方は別で、ほうっ! そういうふうに変わったのっ!? ダサいねっ! で、済ませることが出来る。社会システムに迎合する必要がないからだ。いいですねぇ~。^^
とある夏の茹だるように暑い昼間である。どこにでもいるような若者、二人が、かき氷[正確にはレモン味、もう一人はイチゴ味]をシャリシャリ混ぜ食いしながら語り合っている。
「駅前のラーメン屋、なくなったぞっ!」
「ああ、豚屋だろっ!? 薄塩の鳥ガラスープ、縮れ麵、バター味・・もう一度食いたかったなっ!」
「そういや、豚屋のとなりの空き地、今、何やら建ててるなっ!?」
「ステーキの店・牛窪が隣町から引っ越してきたんだっ!」
「社会は変わるなっ! 豚が牛か…、俺達もめげないで食われんように働かんとなっ!」
「だなっ!」
社会がどんどん変わっていく中、人々はその社会に食われないよう、めげないで必死に生き続けているのである。ああ、なんと哀れな世の中でしょう。レ・ミゼラブル!^^
完




