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(35)降ってきた場合

 傘を持たないで勤めに出たのはいいが、帰宅途中で降ってきた場合、あなたならどうしますか?^^ それハは仕方ないだろ、降ってきたんだから…と、めげずに考えられて安いビニール傘をコンビニなんかで買い求めて帰宅されるか、あるいは、チェッ! 降ってきたか。持って出りゃよかったな…と、自分の考えの甘さにめげてしまわれるか、のどちらかが想定される。まあ、どちらでもない方もおられるだろうが、要するに、重く思ってめげられるか、軽くめげられないか・・といった違いである。私なんかだと、フゥ~ンそうきたか…と笑いながら空を見上げるといった具合になる。^^

 とある朝の小学校である。いつやらの短編集にも登場した二人の教師が空を見上げて話している。

「豚崎先生、降ってきましたねっ!」

 牛岡が笑顔で(たず)ねた。

「降ってきたな…」

 豚崎は、豚崎豚崎と言うなっ! 先生でいいだろうがっ! …と思いながら無愛想に返した。

「降ってきた場合はどうでしたっけ…?」

「遠足は中止にして、自習だったか…」

「そうでしたよね。でもアチラは青空ですよ…」

 牛岡は遠足する方角の空を指さした。

「だな…。めげずに出るのを遅らすかっ!」

「そうします? めげないで…」

「ああ、生徒達も準備して楽しみにしてるだろうからな…」

「問題は雨具なんですが…」

「雨具は持ってくるように書いてたろっ!」

「…でしたか? …あ、書いてます、書いてますっ?」

「どうも君の発想は、めげとるなっ! 教師だろっ!! めげないように…」

 豚崎は牛岡に(くぎ)を刺した。

 コロナもそうですが、責任者やリーダーは降ってきた場合でも、絶対に、めげてはいけないのです。^^


                  完

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