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(34)意思

 自分の意思が他の人に伝わるよう人は会話をする。分かってもらえなかったり違う主張で反発されれば、気分がいいはずがない。そんな場合、めげないで主張しようとする。それでも伝わらなければ、人は(あきら)めてガックリと肩を落とすことになる。ただ、諦める度合いは、人によって程度が違う。めげない人は自分の意思を長く主張し、めげやすい人は、すぐに諦めてしまう訳だ。^^

 とあるテレビ局の番組で、二人の論客が討論をしている。

「ラムダですよ、ラムダっ! ラムダロケットじゃないんですよっ!」

「それくらい、私だって知ってますよっ! コロナでしょ!?」

「そう! コロナっ! 古い車の車種じゃありませんよっ!」

「分かってますよ、それくらいっ! 馬鹿にしなさんなっ! で、あなたの意思は、どうなんですっ!? やられるんですかっ!?」

「やるもやらないも、私にはそんな能力はありませんっ! あるのは医学関係の方々だけでしょ! 国政のトップだって、これだけはどうにもならない…」

「そう! 医学研究者だけです、出来るのはっ!」

「しかし、終息できるかは、その方々の意思でも、でしょ!?」

「はい、こればっかりは…」

「まあ、地道な努力で、めげることなく研究していただくしか手はありませんね…」

「そうですね…」

 お互いの意思の主張は、いつしか消え、医学研究者に結論は下駄が預けられた。

 めげない意思は、先々の可能性がなければ、可能性がある人に(ゆだ)ねられ、消えてしまうようだ。^^


                  完

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