表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/99

(17)意識

 めげないといっても、二通りがある。意識してめげないのか? 無意識でめげないのか? である。前者は意識しているから、当然、目的の成就を願ってめげずに続ける訳である。一方、後者の方は、ただひたすら続ける行為だから、成就するか、しないかは二の次なのだ。後者の場合の例を一挙げれば、訳も分からず黙々と座禅を組む・・ような内容に違いない。はっきりとした目的がないからだ。^^

 とある寺院の禅道場である。一人の男が座禅を組みに寺へ訪れた。

「ほう! めげずに、また来られましたか…」

「いや! どうも、導師に肩を叩かれませんと肩の凝りが取れません…」

「ははは…凝りが、ですかな。どうも拙僧は張り薬の存在のようですなぁ~」

「いやいや、張り薬よりは、よく効きます」

「ははは…これはこれはっ! では、この(たび)も手加減せずに叩きますかな…」

「いかようにも…」

 めげないで男が寺を訪れる訳は、肩凝りを治そうとする意識があったからである。

 精神というより、身体を意識した予想外のめげない継続も、あるにはある訳だ。^^


                  完

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ