1.【2022年】は、どのような年になりそう?
本年の運勢を鑑定いたします。
それでは、2022年盤をご覧ください。
1年の始まりは、立春からとなります。
今年の、立春は、2月4日、本日です。
つまり、今日から新年が始まったということです。
【 五行 】 ごぎょう
大自然は、「木」「火」「土」「金」「水」の五つの気~エレメント~によって構成されております。
「木」と言っても、木そのものではなく、木に象徴されるような木の性質を言います。
「木」は、成長・発展を意味しており、東、春をあらわします。
「火」は、南・灼熱の夏を象徴し、「土」は、中央に位置し、季節でいえば四季の移り変わりの土用を象徴します。
「金」は、充実、結実を象徴し、西の方角、季節では秋の象徴です。
「水」は流れを意味し、北の方角・冬を象徴しております。
そうして、木から火・・・。火から土・・・。土から金・・・。金から水・・・。水から木へと、循環していくとされています。
この5つの「木」「火」「土」「金」「水」を、兄と弟の2つに分け、10分類したものが、「 十干 ~ じゅっかん 」というものになります。
具体的に言いますと、
「木」のお兄さんが「 きのと ~ 甲 」。
「木」の弟が「 きのえ ~ 乙 」と言った具合です。
(木の兄を「陽」、弟を「陰」と表現する場合もあります。いわゆる陰陽です。)
今年の十干は、「水」のお兄さんに当たる「 みずのえ ~ 壬 」となります。
ほら、上の「年盤の右下」に茶色で「壬」とあるでしょう。
そうです。「北」の文字と「北西」の文字があるでしょう。
その間・・・「北北西」が「壬~みずのえ」にです。
恵方巻という、食べ物をご存じですか?
本年は、壬 ~ みずのえ の場所に、歳徳神 ~ としとくじん という神様が、おられますので、節分には、そちらを向いて巻き寿司を食べるのです。
さて、「 十干 ~ じゅっかん 」 が「天」です。
「 十二支 ~ じゅうにし 」は「地」にあたります。
この2つ・・・天地を合わせたら「 干支 ~ えと 」というわけです。
昨年の十二支は「ウシ」。
今年は「トラ」です。
漢字が分からない?
「 丑 うし 」「 寅 とら 」ですね。
これは、「年盤の左下」に黒い文字で書いています。そうそう、それです。
それでは、本年の話を。
「十干」の「壬」は、女をつけると「妊」。
陽気を下に宿すという意味を持ちます。
妊娠と同じで、「孕む」「身ごもる」「宿す」といった感覚となります。
「十二支」の「寅」は、虫をつけると「螾」。
春の始まりで、草花が生じるさまをあらわします。
「うごめき」「蠢動」といった生命が誕生して伸び行く始まりを意味します。
そして、八卦年盤をご覧ください。
真ん中・・・中央は、中宮と呼ばれる場所ですが、この位置に「五黄土星」が入っています。
この星は、「九星」の中でも大変強い特別な星で、他の8つの星を支配いたしまする。
こちらの星が、中宮に配座したということは、本年が、大事件・・・例えば、革命、戦争、災害などの事象が起こりやすい、創造の年となることを意味しております。
世界的に見ても、日本のことを考えても、ウクライ・・・富士さ・・・何も起こらなければいいのですが・・・。
創造には、破壊がつきものです。
創成は「吉」ともなります。
破壊は「凶」ともなります。
くれぐれも、ご注意ください。
「壬」「寅」、「五黄土星」の中宮。
これらを鑑みますと、本年は、新しい時代への生命の始まりの年となります。
新たなことに向かって動き出す変化の年となるようです。
多くのことが明るみに出て、「極めて速い速度での発展」が、みられることと、なります。
それは、物質的な話だけでは、ありません。
精神的なもの・・・価値観と言ったものについても、大きな変革の始まりが起こりそうです。
お気を付け下さい。
周りを良くご覧ください。
流行を気にしましょう。
いつになるかは、分かりませんが、ふと、気が付いたときに、破壊されるべき古いものに囲まれていることもあります。
その始まりが、今年であると言われる日がくるかもしれません。
【吉方位】を知りましょう。
サルの位置、西南西にご注意ください。
これは、上の八卦年盤、今年の「寅」の反対側でございます。
「 申 さる 」の文字がございます。
「歳破」と申しまして、八将神の一つ。
古暦で方角をつかさどる凶神が、この位置にございます。
この方向に向かっては、動土、舟乗、旅行、移転などを忌むべきとされます。
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全体的な話は、ここまでに致します。
それでは、いよいよ、皆さま それぞれの 生まれ持った「九星」ごとの 運勢を 見てまいります。
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