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頭の中?

作者: コサバサバ

今まで生きていて、音は常に共にいる

音のない世界を想像することすらできない

音に驚き

音に笑い

音に苦しみ

音に助けられ

音に見放され

音に励まされ

音に救われ…

音に、生かされてきた

音があるからこそ

自分は生きていられるのだと、思う

では、音が消えたら?

音のない世界、自分は知らない

しかしその世界は

実際に存在し

自分にも起こり得るだろう

そうなったら

自分は生きていられるのか

音のない世界で

希望を持てるのか

どうだろうか


五感、というもの

視覚

聴覚

嗅覚

触覚

味覚

どれが消えた世界も

考えたくない

しかしながら

今の自分が最も重視しているものとは?



やはり、

なのだろう

目に映る世界

それは到底

現実とは思えない

舌に広がる世界

いつも変わる

消える時もある

触れる世界

痛みを感じる

心が荒んでいく

嗅覚?

臭いがよくわからない


その点でいえば

音は自分を形成している

気がする

心に響く音

温かくも

冷たくも

ただ聞いて感じるだけでない

頭にすっと広がる世界

それを私は愛している


はて、それは聴覚に値するのだろうか?

いや、

それを言ったら 世界は全て

自分の

自己満足でしかない

結局、音というものも

自分が思っているだけなのか

音でなくても心は揺れるものな…

空気は揺れないだろうが。



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