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婚約披露パーティです♪( ◜ω◝و(و "

いつもご覧頂きありがとうございます゜+(人・∀・*)+。♪


累計PVいつの間にか30万超えていました∑(๑ºдº๑)!!たくさんの方に読んで頂き、ホントに感謝です((o(。>ω<。)o))ありがとうございます♪超嬉しいです(*´ω`*)ニャハ♪

ブクマや評価も励みになります(*´ω`*)


これからもどうぞよろしくお願いいたします♪

 その夜は領内の貴族の皆さん達にお披露目のパーティー。この為にダンスの練習頑張った訳ですよ。ステップは何とか様になる位には……間に合わせました、ハイ。それから来てくださったお客様方へ笑顔で応える練習も。基本リュシアン様が対応して下さるので、隣でニコニコしてれば宜しいと言う事で。本当はリュシアン様のご両親も王都から駆けつけたかったらしいのですが、お義父様はお仕事が忙しいらしく、泣く泣くお義母様に任せたらしい。最初はお二人で参加するつもりが、ギリギリまで押してしまい、お義母様の到着も遅くなってしまった訳で……。婚約式に間に合わずにごめんなさいと泣きながら謝られた私は宥めるのが大変でした……。今は、元気になってお客様を捌いてらっしゃいます。ホッ、良かった……。


 宴が始まって、お爺様のご挨拶の後、リュシアン様のお話と、そしていよいよ婚約のお披露目です。ドキドキしながらリュシアン様の隣に立って、紹介されたら膝を曲げて優雅に見えるようにゆっくりとカーテシーをします。おっと、笑顔も忘れずに……。緊張してるから上手に微笑めたかは疑問だけど、なんとかやりきりました。ふぃ〜〜。と心の中で額の汗を拭います。

 その後は乾杯的なご挨拶があって、それぞれのご歓談タイム。わたしはリュシアン様から離れると、お義母様に連れられて、ゲストの奥様方に紹介されてご挨拶です。

 そそ、ここで初めてわたしはレオンさんのお母様と対面しましたよ。レオンさんを女性にしたような、そっくりな方でした。ご挨拶すると、「うちの脳筋バカがお世話になりました。これからもよろしくお願いします。」ってニッコリ微笑まれました。ステキな方なのですが、日本で言うところの肝っ玉母ちゃん的な方なのでしょうか?国が変わっても、お母さんって変わらないんだねって、ちょっとホッとしました。

 そして、ここに来て衝撃の事実が……。レオンさんは何とこの領地の宰相さんの息子さんでした(笑)びっくりです。宰相さんは物静かで、知的な感じなので全くイメージが繋がりませんでした。そして、宰相さんの補佐のちょっと優しげな方がレオンさんのお兄さん……。お兄さんは宰相さんにそっくりなので、そうじゃないかと思ってました。宰相さんにそう伝えると、笑いながら、「あいつは妻の血が濃いみたいです。」と仰ってました。奥様の実家は騎士団長のお宅だそうです。リュシアン様も未来の騎士団長目指して貰うからと仰って居たので、納得です。


ひとしきりご挨拶が終わると、お義母様は仲良しの奥様方と歓談されているようなので、わたしはお義姉様を探すことにしました。お義姉様は壁の近くで、お友達と思われる方々とお話されてましたが、わたしに気付くと、手を振ってこちらにいらっしゃい、と合図してくれたので、そちらに向かいます。お義姉様の元にたどり着くと、お友達に紹介してくださいました。


皆さんにご挨拶すると、皆さん興味津々で、リュシアン様の事について質問されましたよ。リュシアン様は、ホントに皆さんに愛されているのですね。そして、ステキな方と婚約できて羨ましいってキラキラした目で言われました。隣のお姉様は苦笑いしてました。そんなこんなで皆さんと過ごしていると、音楽が流れて、ダンスタイムの様です。


リュシアン様がわたしの元にやってきて、ダンスに誘います。周りからキラキラした目で見守られる中、リュシアンと手を繋いで中央に行き、リュシアン様のリードでダンスを踊ります。リュシアン様はとてもお上手なので、それに任せて踊ればわたしも上手になった気分です。1曲踊り終わると、見学していたお客様方もそれぞれ踊り始めたので、わたしはそっと一休みと壁へ向かいます。


「レーチェ、大丈夫?疲れた?」


リュシアン様が優しく気遣ってくださるので、わたしはニッコリ笑って「楽しいです。」って答えました。


その後は終わるまで、お姉様とお話したり、お父様やお爺様とご挨拶したり……。なんだかんだあって、皆さんをお見送りして無事にお披露目パーティは終わりました。その夜はホッとしたのか、お風呂の中でコックリコックリ船を漕いでしまい、上がって寝る準備をしたらそのままGotoベッドで朝までグッスリ眠ってしまいました。


朝、リュシアン様がちょっと微妙な顔で苦笑していたけれど、おやすみなさいも言わずに寝ちゃってごめんなさいと謝っておきました。

まだ夫婦って訳じゃないから別に良いよね?



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