早速お迎えが来ましたよ(*゜ロ゜)エッ
いつもありがとうございます゜+(人・∀・*)+。♪前回からかなり間が空いてしまいごめんなさい(・ェ・。`人)
遅くなりましたが続きです。
その日の午後、早速リュシアンさまが迎えに来た。あ、ここではロイド先生だね。昨夜の事だったのに速いな(汗)何でも話を聞いたお父様、仕事が手に付かないらしく、お爺様が少しでも早く顔を見せてやれとおっしゃったようだ。お父様……仕事してください……。でも、長い間音沙汰なかった訳だし、仕方ないか。
「アンジェの付き添いをするように言われたのでお迎えに上がりました。」
と、子供達にロイド先生が言うと、
「アンジェはもう帰ってこないの?」
マルティちゃんが悲しそうに尋ねる。
「神父様も言ってたけど、家族に会って話をしたらまたすぐに戻ってくるからね、大丈夫だよ。」
マルティちゃんの頭を撫でながらわたしは答えた。ロイド先生が一瞬、ちょっと不満げな顔をしたのに気づいたけど、子供達ともう少し一緒に居たかったし、戻るならちゃんとお別れをしたかったから、そこはスルーした。ごめんなさい、ロイド先生。
子供達が少し安心したところで、わたしとロイド先生は子供達にいってきますを言って迎えの馬車に乗り込んだ。
「屋敷では君の父君とエミリーヌが待っている。」
ロイド先生ことリュシアンさまが口を開いた。
「父君は知らなかったとはいえ、この度の事を何度も何度もお爺様に謝っていたよ。自分の方が相当応えたろうに、ホント、真面目な方だよね。」
と、苦笑いする。お父様は、真面目で人が良いのが取り柄ですからね。わたしも想像して、ちょっと笑ってしまった。
「エミリーヌは母親のやった事を謝りたいそうだよ。自分の為にやった事だと聞いて、申し訳無かったみたいだね。」
わたしは、窓の外を眺めた。義姉は……エミリーヌは優しい人だ。お義母様がした事を聞いて、どんなに心を痛めた事か……。彼女の気持ちを思うと、気の毒だ。お義母様は、そうまでしてわたしを排除したかったのだろうか……。そんなにわたしが憎かったのかな……?
何となく気持ちを察したのか、リュシアンさまは慰めるかのように優しくわたしの頭を撫でた。あ、なんか落ち着く……。
「……ありがとうございます……。」
少し照れ臭いのもあって、わたしは外を眺めたまま呟いた。リュシアンさまはそのまま黙ってわたしの頭を撫で続けてくれたのだった。




