ロイド先生からのお手紙♪(*´▽`人)♡
いつも読みに来て頂きありがとうございます(*´▽`人)アリガトウ♡
「ねーちゃん、ロイド先生から手紙だって。」
と、教会のお手伝いに行っていたジャックが手紙を持って食堂にやってきた。
もうすぐ11歳になるジャックは、時々教会のお手伝いもして、来たる見習い修行に備えて社会勉強中だ。まだ、引き取り先が決まってないので、教会で時々面接も受けているらしいけど、商人になりたいって言ってたから、希望の職業の見習いになれたら良いね。
「ありがとう♪」
と、手紙を受け取り、封を開ける。
折り目正しく畳んである手紙を広げると、キレイな字で文字が書かれていた。凄く達筆で流麗……。お貴族サマのお手紙はやっぱり違うね。紙も上等でなんだか良い香りもする。
手紙の内容は……。
先日のラングドシャのお礼と、凄く美味しかったから大事に食べようと保管してたら、いつの間にかレオンさんに食べられてしまった事が書いてあって、わたしも想像したらクスクスと笑ってしまった。
それから、3日後にこちらに来れるので、皆で社会見学に行きましょう。という連絡だった。
子供たちにも教えてあげなきゃね。この前から、いつかな〜〜?♪って楽しみにしていたから、きっと喜ぶと思う。
そう思いながら、手紙を元の通りに畳んでしまうとエプロンのポケットに入れた。後で部屋に持っていこうっと♪。
初めての町探検、凄く楽しみだ。この世界にやって来て、教会の中しか知らないわたしにとっては、凄くワクワクな事だ。町ってどんな感じなんだろう……?お店や市場は……?
早く3日後にならないかなー?♪
そして、市場でわたしは米を探したい。やっぱりわたしは日本人なのだ。醤油、まだ出来上がってはいないが、梅干し……。と来たらやっぱり米でしょう。味噌も勿論欲しいのだが、その前に米。そろそろパンで物足りなくなってきたのだ。
米……、見つかるかな〜〜?
そっと呟いた。




