お土産用のラングドシャ(*´ ∨`)
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夕食の後、片付けを済ませたらロイド先生のお土産用にお菓子を作ることにした。
レオンさんが届けてくれた品物の中に、またまた調味料が入っていたのだ。
簡単に作れるモノって……。確か卵白残ってたから、卵白を使うことにしよう。
わたしは、保冷庫からバターと卵白を取り出した。
まずはボウルにバターを入れてなめらかになるまで木ベラで混ぜていく。なめらかになったら砂糖を混ぜ、馴染んだら卵白を少しづつ加えて混ぜていく。卵白とバターはなかなか混ざりにくいのだが、頑張って混ぜ混ぜ……。
混ざったら小麦粉を加えてサックリと混ぜて、生地は完成だ。
次に天板に薄く油をひいたら、ティースプーンで生地を掬って天板の上に落とし、スプーンの背でクルクルして薄くする。それを何度か繰り返して天板に沢山作ったら、オーブンで10分程焼く。焦げないように時々覗いて、茶色くなるのを確認して……、あ、良い感じになったら取り出して完成♪
簡単ラングドシャの完成だ。
冷ましたらサクサク、ホロホロになったので、半量ずつに分けた。半分は院のおやつ用である。
残りの半分から少し取り分け、これはレオンさんに、後はロイド先生にそれぞれ袋に包んで紐で結んだ。
ちょうど、ロイド先生とレオンさんが食堂に挨拶をしに来てくれたので渡す。
「今日はありがとうございました♪これ、お土産のラングドシャです。クッキーみたいなものです。」
ロイド先生も、レオンさんもニコニコ嬉しそうに受け取ってくれた。
「お気を付けて、お帰りください。次また、お待ちしてますね♪」
と、わたしが言うと、ロイド先生がニッコリ微笑んだ。
「こちらこそありがとうございます。次は社会見学なので、楽しみにしてて下さいね。」
「はい♪子供たちと楽しみに待ってます。」
わたしがニコニコと応えると、レオンさんが隣でニヤニヤとロイド先生を見ていた。……ような気がしたのは気のせいかな?
「それ、俺も一緒に行くからヨロシクな。」
と、レオンさんが言うと、ロイド先生が、ちょっと不機嫌そうな声で、
「ただの護衛だろ。護衛なら護衛らしく影から見守っとけ。」
と、素っ気なく言った。
ロイド先生、レオンさんには容赦ない。
そんなロイド先生の態度に、わたしはクスクス笑った。




