花壇のお世話係確約&ロイド先生からの贈り物デス(〃ω〃)♪
いつもありがとうございます(*'∀'人)♪感謝♪
その日、わたしは教会の神父様の部屋にいた。神父様に呼ばれたのだ。わたしも花壇の件を一度キチンと了解を取りたかったので、ちょうど良い機会だとばかりに花壇のハーブを使った品物を持ってきていた。
神父様のお気に入りのブルスケッタ、ミント水、それから試しに作ったハーブクッキーだ。
部屋には神父様とシスターマリアも来ていたので早速差入れを渡す。神父様はブルスケッタを事の他喜んで、今夜の晩酌にしようとニコニコしていた。
シスターマリアは、体調を崩してから手入れが出来なかった趣味のハーブ花壇を手入れしてもらえるのは大変嬉しいと、喜んでくれた。ハーブを料理に使うことも快く許してくれて、たまに差し入れしてくれると嬉しいと言ってくれた。
もちろん、そのつもりだ。ハーブの育てかたとか、利用法とかシスターマリアの知識も教えて欲しいしね。
他にも教会の敷地内の物なら収穫して利用しても良いと言って貰えたので、庭の散策も楽しくなりそうだ。
それから孤児院に戻る際にロイド先生から送られてきたと手紙と箱を受け取った。早速調味料を送ってくれたらしい。めっちゃ助かる!これでまた料理の幅が広がるね〜♪
と、ホクホクしながら持ち帰り食堂で箱を開けると、ワインビネガーや砂糖、胡椒の他にサフランがあった。コレが基本の調味料らしい。それから、
!!!
醤油!!
なんでも東方の調味料で、貰ったのはいいが使い方が分からないので送ってみたとの事。使えるようなら使って欲しいって後で手紙を読んだら書いてあった。
ちょ〜〜〜〜〜〜〜〜っ嬉しいです!!!
コレで大概のモノは作れるよ〜〜♪♪ありがとう♪ロイド先生♪後でお礼の手紙を書いとかなきゃね♪
因みに手紙の内容だけど、先日のお礼と、調味料の目録……。
ちょっと恥ずかしいけど次に会えることを楽しみにしている旨が書いてあった。でも、よく考えたらその時に出る料理を楽しみにしてるだけかもしれないし、邪推するのは止めとく。
それでもやっぱりロイド先生からの手紙は嬉しくて、またあの甘酸っぱい感覚が浮かんできた。イケメンの力強し。うんうん。
さて、せっかく頂いた調味料で何を作ろうかな〜〜。
わたしはそう思いを馳せながら、調味料を厨房に片付けたのだった。




