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第二楽章

俐桜くんも、小さい頃はまだ可愛かった・・・

それが今は生意気に・・・


「お母さん、人っていつ死ぬと思う?」


そう、まだ幼い俐桜が入院中にベッドの上から聞いてきた。

病気が発覚して一ヶ月あまり。この1ヶ月、副作用のせいで辛い思いをした俐桜の目には光が入らなくなってしまった。そんな目をしながら無表情のまま私の手を握り聞いてきた。

そんなこと聞かれても分からないし、今は死については話したくない……


「分からないわ、考えたことなかったもの……」


少し困ったような表情を浮かべながらとりあえずそう言うと俐桜はもう一度私の目を見て少し微笑んで、


「感情が無くなった時なんだよ。泣きたい時は泣いて、怒りたいときに怒って、笑いたい時は笑う。そんな当たり前の事ができなくなった時、人は死んじゃうんだって。」


俐桜はそう言ってまた少し微笑んだ。

そして、チューブの繋がった小さな手で私の手をゆっくり包んだ。


「ほら、僕まだ笑えるよ。どんなに辛くても、しんどくても笑えるよ。だから、僕はまだ死なないんだ。」


俐桜の手はとっても暖かかった。お日様に照らされたみたいに暖かくては気持ちが良い。

そんな俐桜の手と言葉に涙が出てきそうになった。


「でも、どんなに笑ってても僕のこの手が冷たくなったら、駄目なんだ。ねぇ僕の手、まだ暖かいでしょ……僕、まだ生きてるんだよ。まだ……僕、生きていたいよ……ずっと、ずっと笑っていたいよぉ~死にたくないよ!」


そう言って俐桜は大粒の涙を流しながら私の手を強く握った。

大きな声を出して泣き続ける俐桜をゆっくり抱きしめるがすぐはね飛ばされてしまう。


辛い闘病生活の中で鬱になる人が多いと聞いていたが、俐桜がこんなんになるとは思わなかった……

情緒不安定になってしまった俐桜は何度も自分の足を殴っては泣き、じっとしていたと思うと急に笑い始めたりした。

前までこんなんじゃなかったのに……私が話しかけても反応が無かったり、逆にいきなりキレたりして、私もどう接したらいいか分からなくなった。

でも、クリスマスプレゼントにカメラを買ってあげた、その日から俐桜は窓の景色をカメラに収めたり、なんと自分から病院を歩いて写真を撮ったりしだした。

俐桜は昔からカメラが大好きで、撮るのも撮られるのも好きだった。写真を撮っている時の俐桜はニコニコ笑って、病気になる前の俐桜に戻ったみたいで私も嬉しかった。

まだ、この子の心は死んでない。だから、俐桜はまだ死なない。





「ん……さん……母さん……?」


目を覚ますと目の前には俐桜がいた。辺りを見渡すとリビングで寝てしまったみたいだ。

私が目を覚ましたのを見た俐桜はミネラルウォーターを飲み干した。


「おはよう、もう父さん帰ってくる時間だよ。」


寝間着姿の俐桜は空になったミネラルウォーターをゴミ箱に投げ入れて私の前の椅子に座った。

中学二年生になった俐桜は成長期を迎え、私より背が高くなり顔も少し大人びた。

しかし、中身はまだ小学生だ。この五年、家と病院の間を行き来しているだけで全く外には出ていないのだ。少し常識知らずの所はそこから来ているのかもしれない。


「明後日から2、3日入院して新しい薬使うって、さっき先生から電話あった。用意お願いしてもいい?」


少しは腫れた目で私を見てきた。きっとその電話を聞いてから泣いたのだろう……そりゃ一番辛いのは俐桜本人なのだ。

明後日から入院、新しい薬は少しでも俐桜を楽にしてくれるのかしら……

もう、辛い顔をする俐桜は見たくない。小さい頃よりは情緒は安定してきたけれど、やっぱり時々不安定になるときがある。そんな時、どうすればいいか未だに分からない……親なのに、こんなに長い時間一緒にいるのに、手を握って頑張ってと言うことしかできない……

その時、俐桜の腹部から“ぐうぅぅ”腹の虫が空腹の合図を鳴らした。俐桜は少し顔を赤らめながら笑った。


「晩ご飯の用意しようか。俐桜は自分でできるだけの入院の用意してきなさい。お父さんが帰ってきたらご飯食べよう。」


椅子から立ち上がり冷蔵庫から食材を取り出し晩ご飯の用意をし始める。俐桜は言われたとおり自分の部屋に戻っていった。





「明日からだっけ? 入院するの~いつ帰ってくるの?」


一輪はフルートの頭部を綺麗に掃除しながら俺に聞いてきた。

俺もカメラを覗いたまま夕日を映し出す。シャッターを切るか切らないかを悩んだ結果、カメラを手元に下げる。


「2、3日かな~でも、俺の体調次第だから分からない。」


一輪と会ったその日から毎日のようにこの窓から一輪を待っている。始めは来てくれないと思っていたけど、一輪は毎日わざわざ家に帰ってからも楽器を持って会いに来てくれる。

そんな一輪が俺にとってとても嬉しかった。俺にも音楽とカメラ以外に毎日の楽しみが出来た、俺といて楽しいと言ってくれる人が俺にもいる。


「体調って……そんなに辛いの? その薬になったら楽になるんじゃないの?」


一輪は驚いたような表情をして俺を見た。

一輪はフルートの頭部を他のパーツに合体させ音だしをしだした。

その音は一輪の声と同様とても綺麗な音をしていた。


「分からない。でも、薬に楽なんて物は無いよ……とりあえず頑張ってみるけど、2、3日で帰れるか分からないし、帰れたとしても会えるか分からない……」


帰ってきたとしても歩けるような状態になるまでどれくらいかかるか分からないし、起きれるかも分からない。あぁ~もう行く前から気分悪くなってきた……


「そぉか……じゃぁ私が病院にお見舞いに行ってあげようか! 入院中退屈でしょ?」


「えっ! いい、いいよ! 母親もいるし、たぶん入院中は俺面会出来ないから……」


それに、入院中の窶れた姿一輪には見られたくない……

苦しむ姿を見られたくないのもそうだし、母親に一輪存在がばれたらいろいろと五月蠅い……

面会出来ないのも本当だ、先生と両親だけが面会出来るようになっている。


「えぇ~じゃぁ病院の庭からフルート吹いてあげる! 毎日これくらいの時間に吹いてるからそれなら寝たままでも大丈夫でしょ? でも、迷惑掛けないように10分ぐらいで帰るね・・・」


一輪はそう言ってニコニコ笑った。

そして、メヌエットをフルートで独奏し始めた。それを聴きながらゆっくり目を閉じる。

何を考える訳でもなく、ずっとその綺麗で透き通ったフルートの音を聞いている。そんな時間が俺はとっても好きだ。

しかし、聞いている途中、いつもこの場所で音が半音下がった事に気が付いた。


「そこ、そのファの音♭(フラット)になってる。いつもそこ間違えるんだからさぁ、ちょっとは気をつけなよ。」


「俐桜くん厳しい~っていうか楽器もやってないでよく分かるね? 絶対音感ってすごいのね~」


一輪はそう言って持ってきていた楽譜にさっき注意したことを書き込む。

そりゃ、毎日飽きるほどいろんなクラシックを聴いてきたんだ、嫌でも覚えるっつーの……確かに生まれつき絶対音感は持ってるけど……


「楽器、やってたよ……」


「えっ! 本当!? 何の楽器? 一緒にやろうよ!」


一輪は驚いた顔をして身を乗り出して俺に聞いてきた。確かに、やってた事はやってたけど……

病気が発覚してからやってないし、今はうまく弾けるか分からない……だから、一輪には言わなかった。自信もないし、言ったら今みたいに弾いてって言われるのは分かってたから……


「ヴァイオリンだけど……今うまく弾けるか分からないし、それに……」


「そんなの良いから、今すぐ持ってくるの! ほら、速く速く~」


一輪の勢いに負けて部屋の押し入れを開ける。最近開けてなかったから埃が舞ってくしゃみが出た。段ボールと段ボールの間に挟まったヴァイオリンケースを出したケースを開くと意外に綺麗だった。弦もしっかりしてるし、弓も綺麗だ。

ヴァイオリンを持って窓際に行くと一輪は楽譜を投げてきた。慌てて受け取るとそれはカノンの楽譜だった。カノンは昔弾いたことがある曲だ。途中でテンポが速くなり難しくなる。

一輪を見ると“弾いてよ”と言う風な顔をしてフルートを吹き始めた。あまり速い曲は得意じゃないんだけどな……

まずはゆっくりとしたテンポで二人で弾く。一輪が上で俺が下のパート、良い感じにハモって思った以上に綺麗だ。速いテンポも思いの外うまくいった。

その時、急にフルートの音が消えた。少しびっくりして目を開けるとニコニコしながら俺の音を聞いていた。

俺のヴァイオリンのソロ、テンポ良くでもなめらかに曲を進める。

次は一輪のフルートのソロ、静かに流れるように吹いていく。

そしてまた二人でハモる、お互いソロをしてから音が響くようになり、そのまま曲は終わった。


「俐桜くん、とっても上手! ヴァイオリンってそんな綺麗な音出たんだ! なんだかとても楽しいね!」


とても楽しそうな一輪のその笑顔を見たら急に顔が熱くなった。

自分でも顔が赤くなるのが分かって恥ずかしくなり一輪から顔を背ける。

なんか夕日のせいか一輪の笑顔がキラキラ輝いて見えた。何でこんなに一輪の笑顔を見ると顔が熱くなっちゃうんだ……




陽の光が窓から射し込んで眩しかった。朝早くに家を出て病院に直行。病院に着いたらすぐに体調が万全か検査をする。検査が終わり次第すぐに薬を投与する。

薬を投与して約30分、そろそろ薬が効いてくる頃だ。もう寝ちゃった方が良いのかもしれない……

寝たら起きてるときよりは苦しみを感じなくてもいい。でも起きてなきゃ、起きてなきゃ……

急に吐き気が襲ってきて、隣に置いてあった容器に戻してしまった。自然に涙が出てきた。

苦しい、もう慣れたはずなのに……辛いことにもしんどい事にも慣れたのに、涙が出てきた……

体中に鈍い痛みが走り、筋肉がバラバラになったみたいに痛みが走った。痛みと吐き気で体の中がもうもうぐちゃぐちゃだ……


そんな時、窓の外からフルートの音が病室に響き渡った。いつも部屋から聞いていた綺麗なフルートの音色、いつものところで♭になる……一輪だ、一輪のフルートだ……

綺麗な音色と透き通った音、そんな音色が心地良くて辛い事も忘れちゃいそうだ。

しかし、そんな中でもやっぱり吐き気は消えてはくれる訳もなく、ベッド横の容器に戻してしまった。


そして約10分、曲が終えた後もうフルートの音色は聞こえなくなってしまった。


どこに行っちゃったの? 俺を、俺を一人にするの……俺を一人にしないで!

涙で曇って前が見えない、体の痛みでも吐き気でもない何かが痛い……心に大きな穴が開いてしまったみたいに寂しくて苦しい……

誰か俺の近くにいてよ、俺に歌を聴かせて、俺に必要としてよ……いきなり胸が苦しくなり吐くものも無いのに戻す。このまま心臓が潰れてしまうのかと思うぐらい苦しく、息が出来なくなり手で胸を抑える。そんな時、手に何か冷たい物が手に触れた。


「俐桜!? 大丈夫! 今先生お呼びするから、それまで頑張って!」


かあ……さ……ん? 冷たい手、細長い指、ひやひやしていて気持ちいな……

一輪の手も、こんな感じなのかな? 一輪と、窓からじゃなくて正面から会って話したい、たくさん話して、また一緒に楽器を演奏したいなぁ……そう思いながらも瞼が静かに降りていく。





次に目が覚めた時、病室が変わっていた。俺は酸素マスクをして広くて機械がたくさん置いてある部屋に寝かされていた。

窓からの日はもう西に傾いていた。あれから一日も経ってしまったみたいだ。


窓を見ようと顔を横に向けると首が痛痒かった。チューブが繋がった手で触れてみると包帯が巻いてあり、その触れた手にも包帯が巻いてあった。なんで包帯なんか……

そんな時、病室の扉が開き看護士さんが入ってき、目を覚ました俺を見て直ぐに先生を呼びに行った。

看護士さんと入れ違いに母さんが病室に入ってきた。母さんは俺を見て泣きながら近づいてきた。

何で、何で母さんが泣くの?


「良かった、本当に良かった……あの後、あなた意識を無くして一回呼吸が停止したのよ! 苦し紛れに首は引っ掻くし、発疹は出てくるし……本当に心配したんだから……」


俺、そんな事したのか? じゃぁこの包帯は俺が引っ掻いたのか?

数分して先生が慌てて入ってきた。先生は酸素マスクを外し、俺の心拍数や瞳孔を確認してゆっくり息をはいた。


「もう、大丈夫だ。よく頑張ったな。やはりこの薬はまだ俐桜君には強すぎたみたいだ。回復し次第もとの薬に戻そう。退院はそれからだな。」


先生は俺の頭を撫でながら静かに微笑んだ。そんな強い薬を使わなきゃいけないほど病気が進行しているのか……

ちょっとショックを受けていると、撫でている先生の腕時計が目に入った。

見ると一輪が来る時間の約20分前だった。俺は弱々しい手で先生の腕を掴んで必死に頼む。


「先生、ここどこ? 俺を元の部屋に戻して! お願い! 元の―――」


頼んでいる途中で息が出来なくなり力尽きる。呼吸困難になり、ベッドに崩れ落ちる俺を先生は支えてくれ、素早く酸素マスクを俺に着けてくれた。


「おねが……いお……れを……もと……のびょう……しつに……」


目に涙が溜まり先生が歪んで見える中、うわごとの様に言い続ける。速くしないと一輪が来てしまう。

今の俺にとって、唯一の楽しみは一輪の歌だけなんだ……速く行かなきゃ……

そう思いながらも体が動いてくれない、息もしているのに、しているように感じない。

そんなぐったりした俺を先生はゆっくりベットに寝かせ母親と看護師を連れて病室を出て行ってしまった。

待ってよ、俺を元の部屋に戻してよ! 一輪が来るんだ! 行かなきゃ駄目なんだ!

声に出したいのに、叫びたいのに声にならない自分が嫌になった。

歩くことは疎か、自分の力で体を持ち上げることすら出来ない。そんな自分が情けなくて涙が出てきた。

もう、約束の時間になってしまった……今さらもう移動は出来ない。もう、間に合わない……


そんな時、窓の外からいつも聴いていたフルートの音色が病室に響き渡った。

この音、一輪? でも、なんで……? 疑問に思いながらも一輪の綺麗な演奏をベットの上で聞く。

今日はG線上のアリアだ。穏やかで優雅な美しさを思わせるメロディー。

ヴァイオリンが主となるこの曲をフルート一つで弾くととても悲しげな曲になってしまう。

俺が、俺のヴァイオリンが入ればきっと綺麗になる。

でも、俺は入れない。速く入れるようになれと言ってるのか? じゃぁ、応えなきゃ。

約10分、昨日と同じように曲が終わると一輪はさっさと去っていってしまった。

でも、今日は辛くない、悲しくない。目標が出来た、速く帰って一緒に演奏しよう。

そう言いたいんだよな、一輪。

目を閉じてゆっくり呼吸を繰り返す。



数分して先生が戻ってきた。母親はいつもこの時間はどこかに行ってしまうから、いない。

先生は俺の横に座り、俺の頭を撫でながら微笑んだ。


「あの女の子にこの部屋の場所教えといたから。明日からもここに来るって。」


先生が一輪にこの部屋の事を言ってくれたんだ。先生は一輪の事知ってたんだ。

でも、羨ましい……正面から会って話すことが出来るんだ、俺も一輪と話したい。

いつも俺たちは窓越しでしか話せない。俺が外に出れば良いのだが、出れない……

近くに行きたい、一輪の隣で一緒に話したい。そんな、望みのない願望だけが大きく膨らんでいく。


「一輪……他に何か言って……ましたか?」


酸素マスクの上からだから上手く話せなかったが、先生には伝わったようだ。


「あの子一輪ちゃんって言うんだ。その一輪ちゃんからの伝言だよ。」


先生はそう言って俺に一枚の小さなメモを手渡してくれた。包帯だらけで動かしにくい手でそのメモを受け取る。


『俐桜君へ。病室が嫌で移動したんだって? わがままさんだねぇ~先生に迷惑かけちゃだめだよ!

今日のG線上のアリア、やっぱりフルートだけじゃ物足りないね。ヴァイオリンが入ってくれないと曲が盛り上がらないよ~楽譜を先生に渡しておくからちゃんと覚えてきてね! 帰ってきたときにまた一緒に弾けるように予習しといてよ! じゃぁ、また明日も来ます。一輪より。』


丸っこくて少し小さめで可愛い文字、一輪らしい文章、一輪らしい文字。メモを体の上に乗せ、ゆっくり息を吐く。メモを読むために首を立てていたため息苦しかった。

でも、この病室が嫌で移動って、なんだ?


「一輪ちゃんにはきっと心配するだろうから、様態が悪くなったって言わなかったよ。だから、適当な嘘ついちゃった。ごめんね。」


適当って、適当にもほどがあるよ……これじゃぁ俺がわがまま小僧みたいじゃん!

まぁ確かに俺はわがままなところはあるけど……これって先生の皮肉?

でも、正直助かった。一輪のことだからきっとしつこく攻めてくる……先生、ありがとう。

先生は俺の横の棚に楽譜を置いて病室から出て行った。

またしても中途半端な終わり方に・・・

第三楽章もご期待を・・・

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