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バイト飽きた
働くというのは、とても不合理なことだ。魔界では強いものが物をせしめて、強奪する。そのほうが速い。
しかし人は強き者も弱き者に雇われ、金の力でムチを振るうように働かされる。
「……分からぬなぁ」
とはいえ、仕事後に飲むビールはうまい。汗を流したからか。ある程度のストレスに耐えたあとだと酔いが回って何人かの首を飛ばしてしまいそうだが、なんとも心地よいものだ。
人が働く理由は、こういうところにあるのかもしれんなぁ。
魔王城に帰ると、部下たちが迎えに来てくれた。跪く部下たち。
……やはり、我は雇われる側ではなく、仕切る側だな。そう確信した。
我の薄っぺらい日記を部下たちはこうして纏めてくれた。そうだなぁ。これも仕事、か。
「ビールでも飲むか?」
我がそう言うと、部下たちは声を揃えて敬礼した。「飲む」ということだろう。
さぁ、飲むか。
仕事終わりの一杯。
ごめんなさい!
無理矢理完結させました!
(完結版の予定はないです……)




