タイトル未定2026/02/14 12:24
「平凡な日常は戦争よりも恐ろしい。」
— 三島由紀夫
これ、本当の話なんですけどね。俺はこれまでありとあらゆるデザインの仕事をしてきたんですけど、ロゴのデザインプロセスを見ただけで、誰のビジネスが失敗するかってのがほぼ一発でわかるっていう特殊な能力があるんですよ。
たいてい、修正依頼が頭おかしいんじゃないかってぐらいしつこいクライアントほど、失敗するのが人より早いんです。
最速で1ヶ月経たずに終わりますね。
なんで失敗するかって?それはもう、クライアント自身の頑固で屁理屈な性分のせいですよ。自分は仕事人よりも賢いと思ってるんです。飲食をやるにしても、自分は料理人より料理がわかってると思い込む。店を構えるなら、自分は職人より建築がわかってるって考える。物を売るなら、自分はマーケターより販売がわかってるって思い込む。
そして、往々にして、自分の間違った知識で修正指示を出してくるんです。
しかも、それに加えて、めちゃくちゃな信念。科学は信じずに、オカルトを信じるんです。
特に、占い師とか、霊媒師とか、風水師とかね。実際に現場でやってる人の言うことは信じずに、わけのわからないことを言う連中の言葉を信じるんです。
失敗するに決まってるでしょ。何が残るっていうんですか。
俺が今までで一番ヤバかったのは、マッサージ店の壁に絵を描きに行った時のこと。風水師ってのがキチって現れて、俺に修正を指示してきやがったんですよ。だから俺は、「あっち行って風水でも直してなさいよ」って追い返してやりましたよ。「お前が俺に指図するなら、俺もお前に指図してやるよ。お前んちの風水はな、何か置いて客の入りをわざわざ難しくしてるんだよ。どけ!」ってね。
もう、頭がおかしくなるような仕事ですよ。だってクライアントが、そんなバカなことを信じちゃうんだから。
そしたらそいつ、店の入り口ど真ん中に噴水を置きやがって。店の顔を塞ぐようにして…。
そしたら、すぐに「貸店舗」の看板が上がりましたよ。ご多分に漏れず失敗、ってね。
そして、これがほとんど全てのケースなんですよ。誰でも、めちゃくちゃな指示を出したり、無意味な修正を何度も要求する奴は、すぐに失敗するんです。
逆に、ちゃんとクライアントはね、専門家の言うことを聞いて、その道のプロに仕事を任せるから、ちゃんと成功していくんです。
だって、何も間違ったことしないから。全てが本来あるべきようになるから、ビジネスがスムーズにいくんです。
今タイプしてるこれ、マジで100%事実ですからね。現場の人間が言ってるんだから。




