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鬼無里村に纏わる記録

歌とお菓子とお祭が大好きな鬼無里村について、儂の知っている範囲で村について語ります。

主観で語るので偏りや間違いがあるかも。定期的に追記改変します。

読みにくくてすまんね。

❍概要と歴史

維丗界(いせかい) えだまめ帝国 科野国(しなののくに) 鬼無里(きなさ)村(別読 おになしざと/おにむり/おになしのさと)

東の花見(けみ)集落と天龍川(あまたつがわ)を挟んだ西の団子(とね)集落が合併して出来た村。

山に囲われており(谷って言ったほうがいいと思う。)、あまりにも周囲の市町村と隔離されてるため忘れられてたり変な噂が立ってたりしてる。

合併したほうが色々と便利な為合併した。あまりにも周囲から隔離されているので大正時代くらいで外部との交流がとまっており、独自の文化と生態系が発展している。例えばツチノコがそのへんに平気でいる。人気のペットの1種になっている。因みに食えるがむっちゃまずい。肉が固く臭い。儂は嫌い。

花見と団子は昔しょっちゅう(いくさ)をしていたらしい。だがその戦は川向こうに向かって叫んだり歌ったりして相手が参るのを待つというしょぼいもの。他所(よそ)の歴史研究家が鼻で笑ってた。でも川沿いの住民は案外ダメージ喰らってたらしい。因みに攻撃してる方も声が枯れるのでしんどいらしい。殴った方も手が痛いんだからね!!ってやつ。

鬼無里の民は大体みんな祭が好き。戦中も祭の時だけは一緒に祭を楽しんだらしい。実は戦の半数は祭がきっかけで終わったのだとか。ちょろい。故にお祭が大量発生しており祭が無い月はほぼ無い。

2つの集落は足りないものをお互いに補い合うことで、村の中で自給自足ができてしまっている。

番地については、それぞれ1丁目から5丁目まであり、花見1丁目や団子5丁目のように、地区名+○丁目という表し方。わかりやすいね!!!

鬼無里の読みは地区等によって違う。そして同じ読みでもイントネーションが違ったりする。多分なんでもいいんだろうな。


❍それぞれの地区について

・花見

『けみ』と読む。川の東側。獣人が多く住む。

団子と比較するとちょっと田舎。

天文学が発展している。宇宙人と交信できる儀式もあるらしく、月1ペースで宇宙人が遊びに来る。

養蚕が発展していて後に団子にも伝わる。

集落の(おさ)が自分の孫に(さくら)と名付けたらしく、親バカのせいでそこらじゅうに桜が植わっている。春になるとむっちゃ綺麗。あと桑の木も多い。

学校は小学校と養蚕神社を挟んだ向かいに中学校がある。養蚕を習う。あと必ず人間に変身する術、操術(そうじゅつ)(所謂変化(へんげ))を習う。操術が出来るようになると一人前とされる。


・団子

『とね』と読む。川の西側。鬼(というか妖怪)が多く住む。

製菓が発展している。うまい。団子って名前の癖に飴細工が発展している。勿論団子もうまい。

花見と比較するとちょっと発展している。花より団子だねぇ。

精密機械(特に時計とか)が発展している。某時計の会社に手解きを受けたらしい。

集落の長が孫に(かえで)と名付けたらしく、親バカのせいでそこらじゅうに楓の木が植わっている。秋になると紅葉するのでむちゃくちゃ綺麗。あとみかんの木も多い。

学校は小中一貫校。伝統らしくお菓子作りを習う。(出来ても出来なくても別に一人前とかそういうのは無いらしい。羨ましい。)


❍特産物

・くだものがよく取れるらしい。花見はさくらんぼ、団子は蜜柑がよく取れる。林檎はどちらもよく取れる。おいしいよね林檎。

・養蚕が盛ん。あちこちに養蚕場があったり養蚕神社もあったりする。

・そして蚕も食う。糸を採ったら中の蚕も食う。ごはんに合う。

・最近はイナゴも食べる。佃煮は本当にうまい。

・団子はお菓子作りが盛んなので色々と美味しいものがある。一番おすすめなのは団子。特に胡麻団子が美味しい。

・イヌマタタビ:個人的におすすめの果物。団子の山でよく採れる。キウイに似ている。ちっちゃいキウイ。追記:そちらの世界では『サルナシ』というらしいことをこの前知りました。


❍観光名所

・神社:様々な神社がある。一番大きな天龍(あまたつ)神社は村で一番大きな祭りを開く。あとは養蚕神社等がある。そのくせお寺は緋雨寺(ひさめでら)1つしか無い。

・緋雨寺:鬼無里で唯一のお寺。でっかい池がある。夏の夜には蛍が出るのでほたる祭りが行われる。

・花見展望台:花見1丁目にある展望台。無駄にでかい。山の上にあり、夏は展望台の前でお祭りをする。精度が結構いい。あとプラネタリウムが併設されていてリア充の溜まり場になっている。末永く爆発しやがれください。

・飴市通り:団子にある通り。本来の名は団子3丁目大通り。一年中飴市をやっているのでみんなからは飴市通りと呼ばれている。

・金魚農園:団子5丁目にあるお店。金魚を育てている。鯉も育てている。展示方法が凝りすぎててもはや水族館扱いされている。子連れの家族よく遊びに来る。入場料とか無いもんねぇ。

・山の博物館:山の植物とかを展示している。結構勉強になる。

・本好き横丁:花見4丁目にある、本屋や古本屋、ブックカフェが多く並ぶ道。知る人ぞ知る本好きの場所。実は花見唯一の(としょかん)への近道。小さな道なので正式名称とかは無い。

・ネコミミ山:文字通り猫耳の形してる2つ連なった山。特に観光名所とかでもないけどイヌマタタビがいっぱい採れる。

・東雲堂:団子3丁目大通りにある一番古いお菓子屋さん。飴が名物。飴細工の出来が神ってる。しののめどうって読んだそこの君、残念。とううんどうと読む。だがしかしみんな読み間違えてしののめどうと読んでいる。


❍行事

・天龍神社祭り:天龍神社で毎年開催される、鬼無里で一番でかい祭り。多分鬼無里の民で参加しないものは居ない。

・星祭り:祭と付くが別に神社の祭とかではなく花見天文台が主催する所謂天体観測会。何かしら見える時に不定期に開催される。

・雨乞い祭:緋雨寺で行われるもの。別に今まで残ってる記録に干魃で困っただとかは無いのに何故か毎年雨乞いの祭りをする。地域のみんなは祭りが大好きなので参加してくれる。もはや目当ては雨乞いではなくお祭り。

・宇宙人交信(正式名称不明):花見の住人たちが宇宙人をおもてなしする祭り。1年に1度七夕の日にたのしく飲み食いする。変化を伝えたのが宇宙人らしく、毎回感謝している。宇宙人はけもけもした雰囲気に癒やされに来ている。

・お菓子祭り(正式名称不明):団子の住人たちがお菓子を作ってみんなで食べる祭り。元は今年の食材に感謝し、来年の豊作を祈る為に料理して皆に振る舞う祭りだったが長が甘党だったのでいつのまにかお菓子祭りになってしまった。

・飴市:飴市って名前の癖にやけにお団子をおすすめしてくる。確かにうまい。でもやっぱ飴細工が凄い。個人的には最近新しくお店出すようになった茶桜堂(ちゃざくらどう)の茶饅頭がおすすめ。

・ほたる祭り:緋雨寺のでっかい池で開催されるお祭り。蛍眺めるだけの祭り。むっちゃ奇麗。出店も出る。

・歌謡祭:元は2つの集落同士の戦に由来する。いつの間にやら歌うだけのお祭りになった。近年は楽器演奏とかしてたりする。


❍伝統

・星詠の紡唄(ほしよみのつむぎうた):花見の伝統的な歌。三拍子でどこかノスタルジーを感じさせる曲調。

雨乞演舞曲(あまごいえんぶきょく):雨乞いする時に踊りながら歌う曲。楽器は使われず声だけで演奏される。

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