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ep2

幼稚園児「あいちゃん、しゅごいね。」


愛「でしょでしょ。」


愛の声「わたしは、幼稚園に通っていた時からずっとこの瞬間が大好きだった。皆に注目されながら歌うこの瞬間が。そしてこの大好きな歌がわたしの人生をどんな時も彩ってくれた。」


◯ショッピングセンター

多くの家族連れ客で賑わうショッピングセンター。愛、母と手を繋ぎながら歩く。


愛の声「幼い頃。仕事で毎日忙しい母と唯一出かけられる日曜日の朝。私たちは、近所のショッピングセンターに出かけるのがルーティンになっていた。わたしはこのなんとも言えない瞬間に幸せを感じていた。」


愛、ある家族が目に留まる。


愛の声「そんな幸せな空間だったが、嫌いな瞬間もあった。父親らしき人と母親らしき人、その子どもの3人組の家族を見ることだ。私には、生まれた頃から父がいなかった。母曰く父には、別の家庭があり、母は、父と愛し合っていたが、結婚することができなかったそうだ。そう。私は、いわゆる不倫によってできてしまった子どもだったということだ。この頃は、正直言ってそこまでは、理解してはいなかったが、なんとなくわたしは、他のみんなと違う。それだけはなんとなく理解していた。」


愛、CDショップを見つけ、走る。到着すると、ヘッドホンを装着する愛。


愛の声「そんなある日、母に連れられやって来たCDショップで音楽と出会った。この頃から私は、音楽が好きになったような気がする。音楽に出会い、私は、どんなに辛いことがあっても乗り越えることができた。」


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