可愛い仕草
そっと手を重ねる。
ゆっくりと指を絡め、その熱を感じる。
彼女との、その思い。
鼓動、感じる。
ふと、目が合う。
微笑む彼女、逸らす俺。
何を感じているのか、それを尋ねようとしても意味がないのは分かっている。
「ねぇ、どう思う?」
でも、彼女は俺へと聞く。
「んー、君が好きならいいよ」
結婚式場の予約、その式次第、2人で話し合って決めた。
そして、その最後の予約に至って、俺は彼女と話していた。
全部が全部、俺と彼女の最初の共同作業だ。
「分かった」
それも好きな彼女のすることだから。
だから全部受け入れられる。
俺はそう思っていた。




