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鷹司家戦国奮闘記  作者: 若竹
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おしゃぶり

 やっと、おしゃぶり貰った若竹です。赤ん坊と言えば「おしゃぶり」って思っていたけど、アレって生後すぐに与える物じゃないんだね。


 この時代におしゃぶりは無かったと思ったんだけど、パパンが在富(ありとみ)に開発させてました。


「いやぁ、オエッてならないゴムを作るの、大変だったんだよ〜」

「ほんに、苦労しましたやろ?ありがとうな、在富はん」


 マンマに自慢しているけど、苦労したのは在富だろ?マンマもわかっているようで、在富にお礼を言ってたよ。


 ズン、チャ!ズンズン、チャ!パパンが作った?だいたい在富。イェー!ズン、チャ!ズンズン、チャ!


 在富は先日、陰陽頭を息子の在昌(あきまさ)に譲ったそうで、今はウチの家宰みたいな感じ。


「在昌はどうにも陰陽師の才能がないのですが、立場が人を作るとも言いますし、補佐の人間がしっかりしていれば、なんとかなるだろうと」

「若狭にいる土御門(つちみかど)有脩(ありなが)が、帰って来てくれると助かるんだがなぁ」

「今、若狭にいるって事は細川を頼っていると言うこと。そう簡単にはいかないでしょう」

「まあ、細川を片付けた後か、ハァ」

「太陽暦の採用とか、いろいろしたいのですがねぇ」


 在富はウチの家宰として働いてはいるけど、陰陽師は引退していないんだって。前世の知識もあるし、転生チートで本当に結界を作れるしな!


 細川と言えば、いよいよ(いくさ)が近づいているらしい。足利将軍の義晴(よしはる)さんからも、引っ切り無しに使者が来ているそうで、パパンがウチにいる時にはコッチに使者がやって来る。


 ある程度は、オレにも事情を伝えておくって事なんだろうけど、マンマやマンマ付きのオバチャンを通して朝廷にも伝えているんだよね。いろいろ解説しながらマンマ達に情勢を教えている。


 敵の大将が細川の京兆家(けいちょうけ)って家らしいんだけど、将軍側に付いている細川家もあって、紛らわしいんだよね。まぁ、それを言ったら公家なんて藤原さんだらけなんだけども。


 細川の大将、細川高国(たかくに)としては、承久(じょうきゅう)の乱の再現を狙っているんだって。


 大昔に、上皇(じょうこう)(天皇を引退したら上皇になる)が、その時の管領(かんれい)執権(しっけん)って呼ばれたらしい)と戦って負けちっゃた(いくさ)があったんだって。それが承久の乱。聞いてただけだったから、始めは上級の乱だと思ったけど、在富が紙に書いてくれたんで、漢字が分かったよ。


 それに比叡山や石山本願寺などの寺社勢力が援軍を出すらしい。


「正直、そちらの方が頭が痛い。武家なら首を刎ねて仕舞いだが、寺社は門跡だのなんだのとしがらみが多いからな」

「あら?今から勝った後の心配ですか?」

「もちろん。負けた時の後始末なら、我々が考える事じゃない。高国が考えてくれるからな」

「おぉ、怖や、怖や」


 意外と腹が座っているようだな。パパン。ちょっとだけカッコいいと思っちゃったぞ。


【今回のやらかし】

忠冬達がやらかした事案をここで解説します。

ゴムと共に哺乳瓶の瓶もこの時代ありえません。

プラスチック製ですし、「ネジ」機構がない筈だからです。


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