ツンツンの彼女は野営になるとデレが半端ないようです
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「・・もう少し先の方がいいわね」
野営地を決めるのはサーシャの独断で決まるため、俺たちは彼女の独り言を聞きながら黙って後ろをついて行き立ち止まり周囲を見渡し納得した場所のここが今夜の野営地に決まったようだ。
「今夜は、ここにするわ。カイは、いつものように寝床を作りなさい」
「はい、喜んで」
アイテムポーチから1パーティーほどが寝泊まりできる天幕をルミナと設営し完成させたところで、辺りを見回っていたサーシャが戻って来たようで、天幕に入り出てきてから聞いてきた。
「いい寝床ね・・でも、もう一つ別に寝床を作れないの?」
「寝床? あぁ、天幕のことか・・今は、コレしか持っていないんだよサーシャ」
「そう・・今夜は、仕方ないわ」
陽が落ちて暗くなり暗闇に支配される前に簡単な夕食を済ませ空腹を満たした後は、特別にすることがないため俺は天幕に入り寝転ぶ。
先にルミナとネルルが天幕の入り口から一番奥で寝床を確保並んで横になっているため、今夜は入り口側で俺は寝転ぶとついてきていたスミハが隣りで当たり前のように寝転び、金色の瞳を細く柔らかい感じで見つめていた。
「カイよ、同衾するのは久しぶりなのじゃ」
「だな。最近は、ずっと見張りしていたもんな?」
「妾は夜でも熱を感知して襲撃者を見つけるのが得意なのじゃ・・がしかし、今夜はシマチとユキナの日なのじゃ」
「あの2人か・・なんだか心配だな」
「たしかに・・じゃが、やる時はやる娘達なのじゃ」
「そうだけどなーって、あのスミハさん?」
「なんじゃ? 暑苦しい今夜は冷んやりする妾も氷結のユキナに負けるが、それでも最高の抱き心地なんじゃぞ?」
「そう言われてもな・・」
捕らえた獲物を逃さないかのようにスミハは手足を器用に絡ませ抱き付いてくるため、薄着の彼女のいろんな柔らかいところに包まれ動けなくなっていく俺を、奥で息を殺し見ているルミナとネルルの視線を感じながらされるがままでいると、入り口の幕が捲られサーシャが入ってきたようだ。
「あなた達、何をやっているのかしら?」
冷淡な口調で聞いてくるサーシャに俺は否定し助けを求めようと、唯一動かせる口を開けた瞬間に隙間を縫うようにスミハの細長い指が待っていたかのように侵入する。
「んんぅ・・」
まるで人族の言葉を発する原理を知っているかのようにスミハの指が口の中を蹂躙し、言葉を発せれないままでいるとサーシャが助け船を出してくれた。
「スミハ、カイが苦しがっているからやめなさい」
「んん? カイのココは喜んで元気いっぱいなじゃ・・サーシャも立っておらんで一緒にどうじゃ?」
「スミハ、そんな品のないことを高貴な私がするわけないでしょ?」
「それは残念なのじゃ・・がしかし、何をする気なのじゃ?」
「・・・・」
サーシャは膝立ちすると無言のまま俺の肩を掴み仰向けにさせ、そのままシマチが夜な夜なするような感じで身体の上に跨り体を密着させると自慢の胸の下側を俺の顔に押し付けてくる。
「・・どう? 意外と、ここは冷たいのよ?」
「はむぅ・・」
返事を返そうと口を開けると、優しく塞ぐように柔らかい感触に覆われうまく返事ができない。
「うむ・・サーシャの豊かなソレは、強力な武器になるのじゃな」
「そうよ、スミハ。あなたも負けないモノを持っているのだから、上手に使いなさい・・・・カイ、こんなこと滅多にしないんだから」
「・・・・」
「あの・・私達がいるんですけど・・・・」
さっきまで空気のように静かにしていたルミナが、小さな声で呟く。
「そんなこと知っているわ。今はカイに夢中なの・・そういうの後にしてくれるかしら?」
「えっ? えぇ??」
当然ながら納得しないルミナにサーシャではなくスミハが諭すように告げる。
「ルミナとそこの女よ、今宵は諦めるのじゃ。こうなったサーシャは、必ず咲き乱れる・・・・この妾もお手上げなのじゃ。始まる前にせめて自分の手で耳と鼻と口を塞ぎ深い眠りに落ちることを勧めるのじゃ」
「そっそれって・・息できなくて違う意味で眠ってしまいますけど?」
「くっくっくっ・・口は余計じゃったの。まぁ、人族の娘っ子が耐えれるかは妾はしらんのじゃ」
サーシャの長い金髪に覆われルミナとスミハの会話を耳をするも、何もできない俺はスイッチが入ったサーシャに両頬を手で挟まれたまま、彼女の透き通った碧眼に見つめられている。
「カイ、今はわたしだけを見なさい・・わかった?」
「はい・・・・」
唐突に始まったサーシャとのイベントは最後まで彼女の気分とペースで駆け抜け、満足し終わった今のサーシャは隣りで小さな寝息を立てている。
「・・寝たか」
「カイよ、さすがに多いと妾は思うのじゃが? 人族の特性なのか?」
「スミハ、たぶん種族は関係ないんじゃないか?」
「ならば、カイの生まれ持った素質なのじゃな? 妾は将来が楽しみなのじゃ」
横になっていたスミハは上半身を起こスト、金色の瞳を細め笑いながらなぜか自信の下腹部を両手でさすりながら俺を見下ろしていた。
そんな俺とサーシャそしてスミハの一部始終を黙り見ていたルミナとネルルが翌朝に見せた表情は、きっと俺は忘れることができないだろうと、眠りに落ちる俺は知る由もなかったのだった・・・・。
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