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街で見失った2人は、王城に不法侵入しようとしていました

アクセスありがとうございます。

朝に投稿し忘れてた分です。


「おーい? どこに行くんだ!?」


 まだ時間的に朝早いのか王都の街は巡回の騎士と数組の冒険者パーティーの姿を見かける程度で、賑やかさはなく静かな時間が流れていることに飽きたのか、シマチとユキナの2人が急に家屋の屋根へと飛び乗り走り出す姿に声をかけるもそのまま何処かへ行ってしまった。


「カイ、放っておきなさい」


「サーシャ、アイツら迷子にならないか?」


「心配はいらないわ・・」


「なら、いいけど・・・ん?」


 別邸を出てからサーシャとスミハの3人王都の通りを歩いていく中で、左右で揺れているサーシャとスミハのアレをすれ違い様に見た男冒険者達の視線が釘付けになり、パーティーメンバーの女冒険者は舌打ちをして男冒険者に肘打ちを決めて引き摺り立ち去って行く。


「・・・・人が増えてきたな」


 行き先の通りには行き交う人々が増えてきたため周囲からの視線を避けるかのよう裏路地へとルートを変更した後に、もうずっと視界の隅でずっと気になっていたモノに我慢できず手を伸ばす。


 サーシャとスミハは歩く度に上下にリズム良く揺れてシャツがゆっくりと上に捲れてきているのに自分で直さず、あえて俺に直させようとする仕草に負けないように耐えていた俺は、もう無理だったため適当な理由を告げて手を伸ばす。


「サーシャ、もう王城だから品を良くな?」


「カイ? 公衆の面前でずっと服をはだけさせて、私の胸を自慢する気だったのかしら?」


「違うわ! お前のを俺以外に見せるかって・・ってか、高貴なるハイエルフだろ?」


「ふふっ・・照れているのね? カイ、私は貴方の前だけハイエロフよ?」


「えっ?」


 自分で言い出したくせに顔を真っ赤にして涙目のサーシャはシャツをグッと下に下げ隠そうとするも、逆に胸の谷間が強調されエロさは倍増してしまっている。


「そんな恥ずかしいなら言うなよ・・・・お前だけは、唯一まともなキャラなんだから」


「・・・・」


「カイよ、そろそろ妾のも頼むのじゃ」


「スミハさん? なにを自分で言いながらシャツをさらに捲って・・待て待て、さきっちょがもう・・・・」


 スミハは自らシャツを捲り待っていたため既に丸見えな状態になっていたため、強引にシャツを掴み下げた俺はサーシャとは違うスミハの感触を少しだけ楽しんでからシャツを戻す。


「カイよ、妾の扱いがさらにレベルアップしているのじゃ」


「はいはい・・路地裏を抜けたら、もう王城前だからな」


 2人の乱れを直し終えてから裏路地を出ると数人が行き交う通りの向こう側にある広場の先に目的の王城があり、左右から迫る人々とぶつからないよう俺が先に歩いている後ろで、サーシャ達は自分のペースで歩き迫る者を軽く威圧し進路を開かせ歩いていた。


「・・止まれ」


「「「 ・・・・ 」」」


 王城前の広場の先にある門前に立つ兵士に止められた俺達は、素直に足を止めてジロジロ見る門兵の言葉を待つ。


「・・・・カイ殿、ですね?」


「そうですけど」


「・・お待ちしておりました・・あの、できればそのですね。たぶん、間違いないと思いますが・・お連れのお2人をなんとかしてもらえないでしょうか?」


「連れの2人を・・ですか?」


「はい、今はあそこに・・・・」


 兵士は立っていた場所から少し離れ俺を呼ぶと、なぜか王城に向けて指を差したため視線を向けると王城の石垣に小さな人影を2つ見つける。


「・・アイツら、あそこで何やってんだ?」


「2人は、戯れているだけなのじゃ」


「スミハ、アレは戯れているレベルじゃないと思うんだけど?」


「カイよ、それは人族目線なのじゃ」


「いや、人族の国だからこそ人族目線で行動して欲しいんだけどな」


「そうね・・カイ、あの2人の能力には無理な話しよ? 兵士さん、ここで魔法を使っても良いかしら?」


「は、はい・・王城に被害がでなければ、問題無いと思います」


「ありがとう兵士さん。この私がミスを犯すことは皆無だから安心しなさい」


 サーシャにウインクをされた兵士は目を泳がせながら、チラチラと視線は胸元へと吸い寄せられている。


「はぁ・・大丈夫かな」


 悩殺された門兵はサーシャの言っている意味を理解しているのか、ずっと視線がサーシャの胸へと固定されプルンッと動くために彼の頭も同じように上下に動いている。


「サーシャよ、妾も手伝おうかの?」


「大丈夫よスミハ・・でも、後処理はお願いするかもしれないわ」


「その時は、妾に任せるのじゃ」


「頼りにしているわ・・ねぇ? カイ」


「なんだ?」


「私が城を貫いたら、貴方が責任を取りなさい・・・・」


「は、はぁ? 待て! それマジでやったら・・」


 サーシャの表情は獲物を見つけ喜ぶ狩人となり手元に弓矢を出現させると華麗に構え、スミハを撃ち落とした時のように素早く2本の矢を放ったのだった・・・・。

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