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手紙  作者: nao
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1通目

 合言葉みたいに、誰もかれもが同じことばかり呟く毎日に疲れました。


 お互いなにもわかっちゃいない、なのに「同じ」ことを言えばそれで仲間はできてしまう。




 中身がなにかなんてお互い興味なんてない、ただ自分が正しいというその材料が欲しくて仲間ばかり集めて、その中で少しでも違う答えがあれば「落ちこぼれ」決定。排除へと進む。




 いつまで続くんだろう、と思えば思うほど毎日が長く虚しくなっていきました。





 なんのために生きてるんだろう。




 言ってることが違っても、私にとってはすべてが同じに見えます。





 なにが違うというの。





 

 愛をもってすれば、なんでも許されるという誤解。



 全てがうまく運ぶという誤解。





 その中からすり抜けてしまった一部の人達のために、私はこれを書きます。






 

 たとえ少数でも届くと信じて。


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