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THE NAME  作者: リザ・ベルフェゴール
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絡まった糸


「、、私はどっちにしろ叶いそうにないけどね、、、」

私が好きになる人はいつも私以外を見つめていて、私の事なんていつも目に入っていない。私を見てよなんて、言えなかった。だから、みんなで誰もくっつかないように、みんなで誰も傷つかない家族ごっこを続けていこうって思った。偽りの幸せでもいい。私は貴方を傍で見つめていたかったのに、、、


「ねえ、黒羽。本当にこのままでいいの?」


「、、、えっ?」


「もう、しっかりしてよ!ガラウは黒羽の事が好きなの!早く迎えに行ってあげて?そうじゃなきゃ、私とガラウの約束が無かった事になっちゃう!」


「ガラウとの約束って、、、?」


「いいから、今はガラウを、、、」


ダリアは黒羽を追い立てた。黒羽は言われるがままガラウとカンナを追いかけて消えて行った。



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