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THE NAME  作者: リザ・ベルフェゴール
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複雑にしているのは


少し手荒な事をしてしまった。でも、俺の判断は間違いじゃないはずだ。


黒羽はdoaドアに向かっている最中だった。幸い、黒羽はまだ猫だった頃にdoa(ドアに行った経験がある。その記憶を辿り、森の中を進んでいた。黒羽は教会襲撃の時、違和感を感じていた。もしも、教会側the nemeネームが黒幕だとしたら、もっと激しい戦いになると思っていた。


だが、そうではなかった。確かに人数は多かったが、ほとんどが信者達で教会の関係者が一人もいなかった。それに、信者達から聞き出したあの情報。


the nemeネームの秘密は全て聖なる巫女が守る扉の中にある。」


この言葉にずっと違和感を感じていた。ずっと俺は教会の扉を指すものだと思っていた。巫女と言うのはガラウとダリアが助けた子供達だと思っていた。だから、教会の中をくまなく調べた。でも、黒幕に繋がるような物は何一つ発見出来なかった。


そもそも、ただの宗教団体が製薬会社を操るなんて可能なのか?


黒羽は頭を抱えた。簡単なはずなのに、絡まって俺達が話を複雑にしているようだ。


「まあ、いい。カスミに会えば全て分かる、、、」




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