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THE NAME  作者: リザ・ベルフェゴール
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女の名は、、、

黒羽は疑問に感じていた。THENAME(ザ ネームは何故子供だけを花にしているんだ?魂の抜けた抜け殻の人間の身体はどうなるんだろう、、、doaドアが欲しがるのは花だけだ。人間の身体はもう生物じゃない。人体実験には使わない。

まだ、THENAMEザ ネームは何かある。人間を花にして奴らは何を考えているんだ、、、何かもっと違う目的があるような気がする、、、


黒羽は無心で斧を振り回している。ふと、背後に知らない気配を感じ、草むらにモーンニングスターを放った。鎖が何かに巻き付き相手は声を上げた。


「きゃっ!」

短くて高い悲鳴が森に響いた。まさか、女か?黒羽は恐る恐る近付いた。


「手荒い歓迎ありがとう。」

女は皮肉な言葉を黒羽に投げかけた。ローブを被った小柄な女が鎖を外し、月の光の下で顔にかかるフードを取った。目は切れ長で、薄い唇。全体的にほっそりとした妖艶な雰囲気の女だった。黒羽は短刀を構え女を睨んでいる。女は呆れた顔をしてため息をついた。


「そんなに敵意剥き出しにして睨まなくても、、、。まあ、仕方ないか。見ず知らずの女が出てきたら警戒するわ。私もそうする。」


そう言うと女は懐から名刺を取り出し、地面に置いて一歩下がった。黒羽は女に短刀を向けながらゆっくり名刺を手にして目を通した。



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