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導入とは

「この物語はフィクションであり、実在の人物、団体とは関係ありません。まぁ、団体の部分が企業になっていたり、実在の事件を参考にとか作品によって言葉は変わりますが……。ボクはそういった世界が好きなんですよ。特にミステリー」


 そういって話を始めた。


「ああ、現実逃避って訳ではないですよ? 今、ボクたちが置かれている立場は分かっています。ただ、不謹慎だと承知の上で言わせて貰いますが……今のボクたちは、まるでミステリーの登場人物のようではないですか?」


 その言葉に、私は同意するしかなかった。何故なら、私たちは訪れたホテルで事件に遭遇したのだから。それも、ミステリーの定番。数多の名探偵や敏腕刑事が挑んできた事件――密室犯罪に。


「とは言っても、ボクたちは主役ではないですけどね。刑事でも探偵でもなく、当然犯人でもない。念のため、事件時の行動や不審な人物を見なかったかを聞かれる学生AとBと言ったところでしょうか。残念ながら何も目撃していませんから、台詞があっても”その時間は……”とか、”特に怪しい人は見ていません”とか言う程度。同じ端役でも”そういえば……”と事件解決の糸口となるようなことを述べることが出来たら良かったのですが……」


 残念そうに告げる彼を横目に、私はここに至るまでのことを思い出していた。


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