完結という栄光の裏でおこっていること。
物語が完結するということ。
それは、ハッピーエンドなりバッドエンドなり、キャラクターたちが終着点に達したということ。
途中で退場してしまったキャラクターはいるけれども、ほぼみんながゴールまで歩いてきてくれた。
彼らは、作者が筆を動かす間だけ活動することができる。愛し、悲しみ、怒り、戦える。
完結は、すなわち作者が筆をとめる瞬間。キャラクターたちには、もう未来がない。
生み出したキャラクターは、作者にとってはみんな同じ我が子のようなもの。
いくら笑顔であっても、その場で止まってしまっているのはつらい。
読者の方がページを開くことで、彼らはまた動き出す。読者の方の心で、また違った動きをする。
百人いれば、百通りの生き方がある。物語が残るかぎり、キャラクターたちは生きつづけられる。
キャラクターたちは、動くことを楽しみに待っています。
どうか、これを読んでいるあなたが、読む小説のキャラクターを生かしてやってください。
そうすることで、作者もすこしは報われることでしょう。
それでも。
あのキャラクターが生きている姿をもう一度見たくて。
続編、書こうかなあ……。
※あくまで、筆者(true177)のことです。
Thank you for reading!




