前へ目次 次へ PR 7/15 閑話:異聞 オラビソウケ 肥前東松浦郡の山間でいふ。山でこの恠物に遭ひ、おらびかけるとおらび返すといふ。筑後八女郡ではヤマオラビといふ。オラブとは大聲に叫ぶことであるが、ソウケといふ意味は判らぬ。山彦は別であつて、是は山響きと謂つて居る。 柳田國男 妖怪名彙より引用。 ヤマオラビ 分類 民間伝承 山に入った人が「ヤイヤイ」と叫ぶとヤマオラビは山彦のように「ヤイヤイ」と叫び返す。割れ鐘を叩かなければ最初に「ヤイヤイ」と叫んだ人は死に至る。