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Dreaming Maker+  作者: 菖蒲P(あやめぴー)
プロローグ
1/35

人生を変える出会い

人気アイドルユニット、 Dreaming Makerの解散が決定。憧れ続けた少年は日々という時間に押し進められ、今度は自分が夢を作り出す''アイドル''へと変わっていったのだ。

ある日、テレビに映った紛れもない現実に、少年は目が離せなかった。そしてそれを疑うことしかできなかった。キャスターが淡々と読み上げる事実にただ呆然とすることしかできなかった。少年の憧れ、原動力となったキラキラ輝く結晶が、バラバラと音を立てて崩れていったのだ。


新聞にはでかでかと「あのアイドルユニットが解散、なぜ」と書かれた。少年もなぜなのか分からないまま日々を過ごしていった。そう。少年が憧れ続けた、 Dreaming Makerの解散が決定したのだ。


それでも日々は少年を前へ前へと押し進めた。そして少年を、アイドル、風間裕一へと変える大きなきっかけに出会うのだった。


「 Dreaming Maker...+?」裕一はパソコン画面から目が離せなかった。あの Dreaming Makerの後続ユニットのメンバー募集がかかっていたのだ。すぐさま家族に相談を持ちかけた。


小さい頃からアイドルに憧れ続け、アイドルになりたいと口うるさく言い続けた裕一の何度目かも分からない問いに、折れたのか、応援しているのか分からないが両親は頷いた。裕一の肩をがっちり握って。裕一は正直頭の整理がついていなかったが、ここでアイドルにならなければもう夢なんて叶えられない。そんな気がしていた。今まで何度もこのような機会に挑戦し続け滑り落ちた裕一は祈るように日々を過ごした。


そしてある日家に届いた一枚の紙切れに、少年は揺さぶられ、そして人生をも変える決断をした。


「俺、今日からアイドルなんだ!やっと夢見た世界に飛び込めるんだ!!」

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