第3話 動き始めた運命とお父様の胃薬⑪
10分後ぐらいだろうか┄やっとお兄さんから解放されて┄美味しい空気を風と全身一杯に空気を吸って吐くと呼吸を整える
抱きつかれタイム中に、人の中にいると色々と考えさせられる時間でしたね。
それも男の方に┄┄フッ照れるじぇ
あとお兄さんは10分ぐらいたったいまでは、あの疲労が嘘だったのでは? と思うほどに回復し
体を少し動かすと素振りを始めてるのですよ
剣を振ったら怪我に支障が出て、傷口が開くと心配すれば
「┄あれぐらいは┄もう傷は塞がったから平気だ、それに君を抱きついて治したから大丈夫だよ」
とウインク付きに笑みを浮かべて話され
私は「いやいや、そんなに早くに治るわけ┄本当だ」とノリ突っ込みをしてしまいました。
ただし本当に塞がっているのだから驚いたよ。
貴方はチート能力持ちかよ!
と突っ込んでしまい、アリエルお兄さんは疑問を浮かべるものの、何処か可笑しそうに笑っていた
そして私が気を失っている間の事を簡単に説明してくれる
どうも獣を私が強力な魔法を使い敵を全滅さしたらしいです
あのときと同じなので、どう凄いのか?
いまいちわからないけど、倒したことだけは本気で凄いことから
「意識があったときに使ってみたかった」
と言う私にお兄さんは首を振り辛そうな表情で話す
「┄それは┄本気でやめたほうがいい、いまのユリアナは魔力消費を大量に使用した場合、魔力枯渇を起こし、命にかかわる可能性があるから、やめておけ」
「命にかかわるって┄どういうこと?」
確かに前も使ったとき倒れたけど、命だなんて大袈裟な┄っと思っていたけれど
次のお兄さんの言葉で驚かされた
「┄君は一度、倒れたとき┄息が止まってたからだよ┄」
「┄え? それ┄本当┄なんですよね?」
「嘘をついてどうするんだ┄本気で心配したんだぞ┄アホタレ」
お兄さんは┄私の額に人差し指で軽く弾じかれた「うにゃ!」と呻き額を擦ったあと
「ごめんなさい!」
と謝っておいた。
さすがに息が止まるとは┄本気で危ないと思うし┄2度目の人生を自分の手で死を迎えるなんて惨め過ぎるもの
それに小さいからという理由で┄こんな格好良いRPGっぽい魔法を持ってるなんて、ザ・チート! フフ
いかん! 謝っているのに口元がニヤけていては、怒られるよね
でも┄確実にコントロールできたら┄めっちゃカッケーよね┄
などと思っていたら┄頭をわしゃわしゃと強めに撫でくりまわされた、なじぇ?
「┄ユリアナ┄君は俺の心配を無下にする気┄まんまん┄のようだね!」
少々┄お兄さんの口調が強めに言われ┄
うぉ! 心が読まれたか⁉
と思い上をみれば、とてもとても呆れているようであった。
その態度に一つ思いあたることを聞いてみる
「┄もしや┄口から洩れておりました┄私の心?┄」
「あぁ┄思いっきり最後の『確実にコントロールできたら、カッケーよね』って所はな?」
うおぉぉー! なんと┄そこですか!
反省の謝罪のときにバレては、ならない、野望が!
「┄まったく君は┄どうにも、ほっとくと危ないな」
「┄ほぇ? なにか言った┄お兄さん?」
少し自分自身の恥ずかしい気持ちを隠すように、しゃがみこみ頭を抱えていたため、お兄さんの声が聞こえずに聞き返せば、何故か呆れていた表情ではなく、妙に優しげな感じに変化していた
おや┄機嫌がなおったのかい?
それとも┄お許しをくれたのかね?
優しげな笑みの意図がわからず、首をコテンと傾げていたら、お兄さんがしゃがみこんで
「ちょっと┄こっちにおいでユリアナ┄」
とおいでおいでと手招きされて┄トテトテと素直に近づけば┄頬を両手で掴まれ┄伸ばされた
うぉ! お兄さんの笑みは許してるのではなく、罠であったか!
「ひゃにをにゃしゃりましゅ┄ほにいひゃん(訳:何をなさります┄お兄さん)」
「ユリアナへのお仕置き┄かな? でも┄柔らかいな子供の頬っぺたは、プニプニしてるし、触り心地良いし、よく伸びるね~、なあ~ユリアナ」(めっちゃ笑顔で怒ってますね)
「うにゃ~ん、のひる~、にゃめて~(訳:うわ~ん、伸びる~、やめて~)」
「┄ほう、すこ~しは反省したかい┄」
「あい」
私は、妙な羞恥心にさらされ、お兄さんは優しげな笑顔のまま攻撃に、ダブルダメージを受け、返事をするとお兄さんは手を離してくれ
私は頬をなでなですると妙な敗北感を味わった
転生して五年、前世をあわせ28年┄人として何かを失った時間だった┄ガクシ
私は再びしゃがみこみ、ゲームてき敗北ポーズをしているときだった
「ちゃんと反省したならいいんだ┄俺がいなくなったときに、ユリアナが怪我してたりしたら┄心配だからね」
とお兄さんが衝撃的な事を言われ驚いて、私は立ち上がり┄まっすぐに見たまま固まってしまう
「え? もう┄旅立つの?」
まだ2日しか┄お兄さんと会ってないのに
他にも色々と話しとか┄したいのに┄
と思っていたら、ポンと頭に手をあて、優しく撫でられたあとに、お兄さんはしゃがんで私と目を合わせた
「いや、まだ┄ここにいるよ、でも一ヶ月後に大きな仕事が入ってるから、そのときは、お別れかもね」
「一ヶ月しか┄会えないの?」
「そうだよ。けど一ヶ月しかじゃなくて、一ヶ月はいるんだ。その間に┄いっぱい┄いっぱい教えてあげるよ、冒険譚や思い出を作ろう┄な? だから┄そんな哀しそうな顔をするなって┄」
「あ! そうだった、今日はユリアナにプレゼントがあるんだった」
そう言うとお兄さんは懐から二つの物を取り出して、私の手元に置いてくれた
一つは髪飾り、もう一つはピンクのリボンだった
「┄┄かわいい。これ┄貰っていいの?」
「俺から君への報酬と食事代のつもりだったけど、もしも別れたときに、再び再会できるプレゼントにしたくなったんだ」
「┄受け取ってくれるかな?」
ポリポリと少し照れくさそうに言うお兄さんが可愛いく見えて、頷いたあと嬉しくて、へへっと笑えば
一瞬┄お兄さんの目が見開き┄何かボソリと呟いているようだったが聞こえなかった
そのあとお兄さんが、私の頭に七色の羽飾りやピンクのリボンを使い、器用に髪をセットしてくれて
私は湖に映る姿をみて、水面に髪飾りがキラキラとしていて、ときおり見えるリボンが可愛いなとニコニコしていました。




