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カエルの月

作者: 麦ノ峠

池の真ん中。二匹のカエルが蓮の葉の上で月を見ていた。黄色すぎる月は雨が降っているのも御構い無しにカエルを照らす。


片方のカエルが傘をさした。もう片方は雨に濡れぬよう寄り添う。


雨が優しく傘を撫で、静かに池に加わり、カエルの瞳が黄色に染まる。


その近くで僕がフライドポテトで殴られている。 結構殴られている。


ふと、大平原君の顔が見えた。

「もう教室の隅を広げなくていいの?」と聞くと。


渡り鳥を撫でていました。


あれ?泣いてる。


黄色すぎる月が油っぽく見えた。

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