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潔癖症の私が気付けば世界最強に〜この世界で黒髪は絶世の美女扱いらしいです〜  作者: 猫崎ルナ
一章 異世界に来たけど人はどこにいますか?

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めしだめしぃぃぃ!



 私は狂喜乱舞していた。


 両手は天高く、足は大地をリズミカルにタップし、胸に実るたわわな二つの果実はその振動に揺れ動き、腰まである黒髪は毛先を躍らせている。


「肉!肉が来た!にくだぁああああ!」


 そう、私がこれだけ喜んでいるのには理由がある。


 なんと、なんと、ゴブリンキングが光の粒子となり消えた後に宝箱が現れたのだ。


 私の目の前にポンッと現れた宝箱。

 それは綺麗な装飾がされている木でできた宝箱だった。

 もしかすると金の宝箱も出るのかもしれないが、何度もここのボスと戦いたくはない。


 そんな事を思いつつ、その宝箱の中を恐る恐る覗いてみるとそこには


 肉!そう、肉だ!生肉だ!


 私の顔よりも大きな肉と短剣と数枚の金貨が入っていたのだ!


 肉!肉が!はいっていたのだ!

 ご丁寧にナイフ(短剣)まで入っているではないか。

 嗚呼…ご苦労であった、よきにはからえ!!!!


 と、まぁ、こんな感じで食料を手に入れたわけである。


 肉は大きく、美味しそうな霜降り肉だ。

 残念な事に生肉ではあるが、誰が焼いたかもわからない焼肉が出てきても食べるのが怖いのでこれが正解である。


 そして短剣。

 大きさは家で料理するときに使っていた包丁と同じぐらいのサイズだけれど、それよりも切れ味が良さそうだ。

 新品のようで、ツルツルピカピカである。

 生肉と一緒に入っていたので洗濯魔法をかけておく。


 あ、除菌とかもできるのかな?

 そんな事を考えると、手に持っていた短剣が一瞬だけ淡く光る。

 おお、出来たみたい。これはありがたい!


 そして残るは金貨である。

 五百円ほどの大きさの金貨が一枚と、それよりやや小さめの銀貨が四枚入っていた。

 洗濯&除菌をしてからじっくり見てみるが、書いてある文字は読めない。

 文字らしきものが書いてあるのだけれど、文字が潰れていて何のことやらさっぱりだ。


 私はそれらを一先ずイベントリに入れた。

 そして手持ちの武器は棍棒から短剣へと持ち替えておいた。


 棍棒で打撃(タコ殴り)をするのも良いけれど、やはり武器は刃物がいい気がする。

 どちらにしろ長さはほぼほぼ変わらないのだ。

 鋭利な方がいいに決まっている。


 そして本当ならば今ここで手に入れた肉を切って焼いて食べたいのだが、ボスがリスポーン(再召喚)されても困るので、部屋の中を軽く散策してから早々にこの部屋から出る事にした。


 どこに行くのかというと、ゴブリンキングが消えた後、部屋の中央に謎の扉が出現している事に気がついたのだ。

 たぶんそこを開けば外に出れるはず。…え?出れるよね?お願いよ?


 だって食事は安全な場所でゆっくりととりたいものなのだ。

 急がば回れ、せいでは事を仕損じるってな!


 まぁ、そんなこんなで…


「オープンざドア!」


 …。


 ニコニコと笑顔のまま開いた扉を潜るとそこは、ボス部屋に入る前と同じ光景が広がっていた。


「なんでやねんっ!」


 そりゃあエセ関西弁にもなるってものよ。

まぁ、何となく察しはついていたけどさ?

夢ぐらい見たって良いじゃないのよちくしょう…。


 水魔法で小さな水球をだし、それを一口。パクリっ

 落ち着く為には水を一口。駆けつけ一杯ってな!

 くぅー!生き返る!


「さて…思いたくはないけど、ここを進んでいくとまたボス部屋があるのかなぁ」


 そんな事を呟きながら私は、食事をする為に安全そうな場所を探すのだった。

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