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潔癖症の私が気付けば世界最強に〜この世界で黒髪は絶世の美女扱いらしいです〜  作者: 猫崎ルナ
一章 異世界に来たけど人はどこにいますか?

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パパパパッパッパー



 ードゴォン!


 地面が揺れるほどの武器打撃。あれを私が食らっていたら間違いなく即死だっただろう。

 私の持っている貧弱な棍棒では太刀打ちができる訳がない。豆腐の様に棍棒ごとぺちゃんこになって終わりだ。


 ゴブリンキングはニヤニヤしながら地面を見ているが、そこに私がいない事に気がつくと驚いたのか周りをキョロキョロと見回している。


「ふふっ」


 その姿を見た私は思わず笑みが溢れ、余裕の笑い声まで漏らす始末。


 何故私がこんなにも余裕綽々なのかといえば、今の私はなんと《《空中に浮かんでいる》》からだった。


 ーグォオオオオ!


 この方法を思い出したのは天使(仮)の話を聞いたからである。

 魔法使いの私は基本的に何でもできるみたいな事を言っていた。

 なので、このゴブリンキングに対し優位な立ち位置で攻撃をすることも可能なのではないかと模索した。


 ーグォオオオオ!


 つまり、あの天使(仮)が残した5分という時間は大いに役立ったのである。


 私は考えた。


 あの武器が当たらない様に、走り回らないで良い様にと。

 そして思った。

 上から攻撃すれば良いんじゃないかと!!


 ーグォオオオオ!


 それは正解だった様で私は今、天井近くに浮かびつつゴブリンキングに魔法を連発している。

 ただ不安な事があるとすれば魔法が使えなくなる事態に陥らないかという事だ。

 ゲームではMPを消費して魔法を使い、MPが無くなれば魔法が使えなかったのだが…いや、止そう。そんな事を考えてはいけない。


 私は唯一傷を負わせる事に成功した風の魔法をひたすら使って攻撃をしている。

 少しずつだが傷を負わせる事に成功しているので、長期戦だ!


 ーグォオオオオ!


 ゴブリンキングは私のいる場所に気づいてはいるけれど、空中に浮いている私を見て降りてこいという様に叫ぶばかりである。


 必死に逃げたり武器で防いだりしているのだが、私の方が有利なのだ。

 持久戦は得意なのだ、これから何分でも、何時間でも頑張ってやる!


 私はこのゴブリンキングを倒す!!!!!




 ◇



 ードォオオオオン…


「や、やっと倒したー!」


 そう、私はやっと、やっとゴブリンキングの討伐に成功した。

 とても長い戦いだった。

 何時間経ったのだろうか?3時間は絶対に経っていると思う。


『レベルアップ』


 ひたすら攻撃する私。

 絶対に倒してやる!と、意気込んだのは良いけれど…25mプールに張られた水をバケツで捨てていくような、そんなちまちまとした作業だった。


『レベルアップ』


 けれど、その甲斐あってなのか無詠唱でも魔法が使える事に気がついた。

そもそも無詠唱で鑑定したりしてたんだ、気づけよ私って感じである。


『レベルアップ』


まぁ、そんなこんなで無事倒す事ができ、脳内にレベルアップの音が響いたわけである。


『レベルアップ』


待って、相手15レベだったよね?何でそんなにレベルが上がるわけ?!


…現在の私のレベルは14です。

意味わからん!

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