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八剱伝 1話

全63話を予定しております

ストーリー

秘密結社化獣から人々を守るため灼熱剣紅蓮を中心に10人の剣士が共に手を結び戦う物語である。

挿絵(By みてみん)

『登場人物』

灼熱剣紅蓮 17歳

この物語の主人公、日本最強の炎の剣士でありその実力は他の剣士も一目置くほどである


純水剣流 17歳

日本最強の剣士になる事を夢見る未熟な水の剣士であり誰よりも優しく正義感の強い剣士である


伊吹千鶴 17歳

この物語のヒロイン、化獣を察知する能力を持った女性であり常に敬語で謙虚な性格である


電撃剣雷 17歳

日本最強の剣士になる事を夢見る雷の剣士であり好戦的で血の気の多い剣士である


竜巻剣疾風 16歳

英雄になる事を夢見る風の剣士であり軽々しく正義のために戦う気がない剣士である


発光剣光彩 20歳

金持ちの光の剣士であり剣士としての実力は非常に低い剣士である


暗闇剣漆黒

謎の多い闇の剣士でありまた実力は紅蓮の次に高い剣士である。


共鳴剣響 17歳

常に明るく元気な音の女剣士であり優しくて家族が好きな剣士である


岩石剣大地 24歳

怪力自慢の岩の剣士であり料理洗濯など家事全般を得意をする剣士である


吹雪剣氷柱 17歳

男口調な氷の女剣士であり不愛想で心閉ざした剣士である


時間剣時空 26歳

最年長の時の剣士であり真面目で実力も非常に高い剣士である



1話 水と炎の出会い

嵐吹き荒れる雨の中、高校生の純水剣流が公園に向かうとそこには瀕死の重傷を負った父親の波動が倒れていた。

「父さん?父さん!」

流れの必死の呼びかけに波動は気付き流に顔を向ける。

「…流…お前は俺みたいになるな」

そして波動から魂が抜けた。

流はただ茫然と見ているだけだった。

一方、化獣城では化獣の王である灼熱剣紅蓮が集会を開いていた。

目の前には多くの戦闘員達が整列していた

「化獣はこれからさらに新しく生まれ変わる。俺を王座を狙うのは勝手だ。だがそれ相応の覚悟をしておけ」

紅蓮は秘火剣を地面に突き刺しだ。

「改めて教えておく。俺は灼熱剣紅蓮、いずれこの国を支配する化獣の王だ!」

それから1年後、流は祖父の水仙の家で共に暮らしていた。

ある日流は庭で剣の特訓をしていた。

「今日もやってるな流」水仙は話しかけた。

「俺は将来日本一の剣士になりたい、だから頑張らないと」

「そうか…しかし流、高校に行かなくて良いのかい?」

「高校なら特卒資格を得ているから問題ないよ」

流はスマホを見る。

「純粋剣の特訓の時間だ」

そして流はある場所に向かった。

そこは純粋剣の道場だった。

そこには多くの水の剣士達が日々鍛錬を磨いており流も未熟ながらも日々特訓に励んでいた。

流は師匠の純粋剣水練と稽古をしていた。

「良いじゃないか流、前よりも実力が上がっているぞ」

仲間達も関心していた。

「凄いな。流」

「毎日頑張っているからな」

仲間達は褒めるもののしかし流は納得できなかった。

「俺は毎日必死に稽古しているのに全然実力がつかない」

それを見た水練は側に寄る。

「流…少しずつ強くなれば良い。それにお前の師匠になってまだ日は浅いがお前は優しい心がある青年だと思っている」

「だからその優しさを失うな」

「ありがとうございます師匠」

しかし流にはあまり響いていないようだった。

夕方、稽古は終わり流は先に帰った。

流が歩いていると目の前に同世代の高校生カップルが横切った。

それを見た流は思った。

――そういえば俺、友達も彼女もいないな……俺はずっと1人なのかな…

すると突然爆音がした。

「なんだ!」

そして現場に駆け付けるとそこには化獣の戦闘員がいた。

「あれは化獣…でも化獣は壊滅したはずなのに」

しかし流は秘水剣を取り出した。

「…とにかく行かないと」

流は秘水剣で戦闘員を不器用ながらも倒していくが戦闘員達の連携攻撃でダメージを受け吹き飛ばされる。

「やはり強いな」

その後も流は戦っていくものの剣も乱れていき苦戦を強いられる。

さらに戦闘員に3連続で斬られ蹴り飛ばされ噴水に突き飛ばされた。

――これはまずいかも

流は危機感を感じた。

その時戦闘員が次々と爆発していく。

振り返るとそこには秘火剣を握った灼熱剣紅蓮がいた。

「あれは…」

紅蓮は戦闘員達の元に歩き出す。

「あいつ日本最強の剣士じゃないか」

「あいつを倒せば俺達の株が上がるぜ」

――日本最強の剣士?

流は知らなかった。

戦闘員達は紅蓮に襲い掛かる。

「侮るな」

紅蓮は一瞬にして大量の戦闘員を斬り裂き爆発させた。。

「凄い…」流は関心した。

しかしまだ周りには大量の戦闘員がいた。

しかし紅蓮は歩きながら向かってくる戦闘員を1人1人確実に正確に斬り倒していく。

そして紅蓮は秘火剣を構えた。

「邪鬼業火斬り!」

紅蓮の必殺技で戦闘員は全員灼熱の炎に包まれ爆発した。

戦闘員が全滅した後、興味を持った流は話しかけた。

「君凄いね」

紅蓮は流に顔を向ける。

「当然だ。俺は日本最強の剣士だからな」

「俺もいつか日本最強の剣士になるために日々特訓しているんだ」

「そうか…だがまだまだだな」紅蓮は冷たかった。

「俺を倒せるようになって初めて日本最強の剣士と名乗れるだろう」

「なんか凄い自信だね…」

「自信じゃない。事実だ」

関わりにくいと感じた流は立ち去ろうとした。

「あなた達が炎と水の剣士さんですね?」

2人が振り返るとそこには伊吹千鶴がいた。


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