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異説・東方永夜抄  作者: 小湊拓也
82/90

第82話 幻想の結界(後編)

この作品は「東方Project」の二次創作です。


原作 上海アリス幻樂団


改変、独自設定その他諸々 小湊拓也

 霧雨魔理沙が、十六夜咲夜が、魂魄妖夢が、血相を変えている。

 レミリア・スカーレット、それにアリス・マーガトロイドもいた。

 全員、随分と難儀しているようである。5人揃って、何やら困難な状況に陥っている。

 どうしたの、と博麗霊夢は問いかけてみた。

 声が出たのかどうか、よくわからなかった。

 ともかく。皆に、力を貸さなければならない。

 待ってて、今助けるわ。持ちこたえるのよ、魔理沙。

 そう言おうとして、霊夢はようやく気付いた。

 5人とも、自分・博麗霊夢と戦っているのだ。

(ああ、なるほど……ね。私、また……やらかしてる……)

 思い返してみる。

 まずは、冥界。

 西行寺幽々子に、生命と魂を抜き取られた。

 魔理沙と咲夜に、随分と難儀な思いをさせたものだ。

 続いて迷いの竹林、永遠亭。

 鈴仙・優曇華院・イナバに操られ、魔理沙たちの敵に回った。

 そして今。月の、防衛宙域。

 全てを、霊夢は思い出していた。

 自分は、博麗靈夢であり、博麗霊夢。

 それを思い出したせいで正気を失い、凶暴化した……わけではない。

(そう……私って元々、こう……)

 魔理沙たちに、難儀な思いをさせる。

 自分は、ただそれだけの存在なのだ。

(…………みんなに迷惑、かけるだけ……)

『それで良いではないか。皆を闘争へ、死へと、導きたまえ』

 声がした。月の、声だった。

『死なば、もろとも……それが弾幕戦。それこそが、君の本質なのだよ博麗靈夢』

(弾幕戦……)

 ぼんやりと、霊夢は呟いた。いや、声が出ない。

(最後はみんな死ぬ、弾幕戦……それが、私……?)

『その通り。素晴らしいとは、思わないのか』

「違うわ。貴女はね、皆を生かす存在なのよ霊夢」

 別の声。耳元で、囁いている。

 背後から霊夢を抱き締めている、何者かがいる。

「幻想郷の皆を、守って生かす……それが貴女の使命。博麗の巫女の、使命よ。思い出しなさい、霊夢」

『君が与えた使命だろう、幻想郷の賢者よ』

 月からの声。

 それに合わせ、博麗霊夢という存在が消えてゆく。博麗靈夢も、消えてゆく。

『否、使命などという高尚なものではないな。お前たち賢者は、この宇宙で最も素晴らしい力を、博麗の巫女などという卑小な枠の中に押し込めただけだ。大いなる可能性を奪ったのだよ』

「死と滅びにしか向かわない可能性など……私は、認めない」

 八雲紫だった。

 背後から、しっかりと抱き締めている。霊夢の、今や輪郭しか残っていない身体をだ。

(紫、あんた……)

「……正直に言うわね、霊夢……私は、貴女を利用している……」

 苦しげに、紫は微笑んだようだ。

「幻想郷は牢獄、という話は……したかしら? 弾幕使いという、この宇宙で最も危険な生命体たちを……隔離し、閉じ込める事で、外の世界を守る……そのための幻想郷……つまりは今の貴女よ、霊夢」

 力が、ぶつかって来ている。

 自分は今、何者かによる攻撃を受けている。

 それを霊夢は、ようやく思い出した。

 攻撃に対し、防御と反撃を試みている真っ最中なのだ。

 防御、反撃。応戦。抵抗。

 その行動が今、博麗霊夢という存在を、輪郭を、維持するための力となっている。

「貴女が今、その輪郭を失ったら……荒れ狂う弾幕戦の精髄が、解き放たれる。幻想郷も、外の世界も……他、様々な世界が、滅びてしまう……」

(紫……あんた、何してるの……?)

「……荒れ狂う、禍々しいものを……封じ込める……貴女の輪郭……博麗霊夢を、他の全てと区別する境界線……」

(私、今……攻撃されてるのよ。あんた……巻き込まれて、死ぬわよ)

「…………それが……博麗大結界……」

(逃げないの? 紫……逃げなさいよ……)

「よくぞ」

 また別の声だった。足元からだ。

「……よくぞ、他者を気遣う心を、そこまでお育て下さいましたな。御主人様」

(玄爺……)

「やはり貴女には、友が、仲間が、好敵手が、必要だったのです。私では……貴女を、1人の少女の形にとどめるのが精一杯でした」

「いいえ、違います。玄翁」

 恭しく、紫が言った。

「死と破壊しかもたらさない、弾幕戦の精髄に……人の心を最初に教えたのは、貴方です。貴方こそが、真に偉大なる賢者……」

「今後この方に必要なのは、貴女たち新たなる幻想郷の方々ですぞ」

 玄爺が、月を見据えた。

「……聞け、死の天使よ。おぬしは月の内部に封印されておる、わけではない。月という天体が元来、有していた穢れそのものが自我を有し、知的生命体と化したもの。本質的に、死と破滅を愛でずにはおれぬ」

『その通りだ玄翁。死は、祝福すべきものよ』

「死、そのものではあるまい。おぬしが祝福しておるのは、戦いながら死へと向かう生き様であろう? 死の天使サリエルよ。おぬしは死ではなく、生を愛でておるのだ」

『ふむ』

「博麗霊夢の生き様を、生を、否定するな」

 何を言っているのだ、と霊夢は思った。

 このままでは紫だけではない、玄爺も死ぬ。

 凄まじい力が、ぶつかって来ているのだ。

(何やってんの玄爺……早く、逃げなさいよ……)

「逃げはしませぬ。貴女様も、お逃げになりませぬよう」

 玄爺の、これほど厳しい口調は、初めて耳にするような気がした。

「貴女は博麗靈夢であり、今後は博麗霊夢として生きるのです。ただ荒ぶるだけの弾幕戦の精髄として、何もかもを破壊し、有耶無耶にする……させませんぞ、そのような事は」

(玄爺……)

「それは、貴女の何もかもを否定する事になるのです。新しき幻想郷で、貴女が過ごされた日々を……かつて、この私と共に在った日々をも」

「そうだぜ、霊夢!」

 一際、大きな声だった。

「お前の正体が弾幕戦そのもの、なのは別にいい。頷ける話じゃ、あるからな」

「魔理沙……」

 霊夢は名を呼んだ。声を、出せた。

「だけどな、それはそれとして! お前は、霊夢なんだよっ!」

 ぶつかって来る力が、強くなった。

 このままでは自分は、粉砕されて跡形もなくなる。紫、玄爺、もろともにだ。

「どうした霊夢。お前、このままじゃ死ぬぜ」

 魔理沙は、笑っているのか。

「紫も玄爺も、ひとまとめに……霊夢、私はお前を殺す。私は一生、それを背負う」

 怒りを押し殺している、ようでもある。慟哭をこらえている、ようにも思える。

「お前がな、わけのわからんものになって何もかもを滅ぼす……そんな事になるくらいなら、私はそうするぜ」

「貴女1人では無理よ魔理沙。私も、背負うわ」

 アリス・マーガトロイドの声。それに。

「誰にも渡さないわ……霊夢。貴女を殺すのは、私よ」

「なりません、お嬢様……霊夢、貴女がいなければ私たち紅魔館は、また異変を起こす。紅い霧では済まないわよ」

「白玉楼もだ。幽々子様が何かなさるのを、私では止められん……魔理沙に全て押し付けるのか、霊夢」

 レミリア・スカーレット、十六夜咲夜。魂魄妖夢。

 全員の力が今、霊夢を、紫を、玄爺を、撃ち砕き押し潰さんとしているのだ。

「ちょっ……な、何よ。みんなで、勝手な事……」

 霊夢は困惑し、怒り狂った。

「このっ……ふざけるんじゃあない! 紫も、玄爺もいるのよ!?」

「そうね。私も玄翁も、このままでは死んでしまうわ。貴女と一緒に……」

 紫が、背後から霊夢を抱き締めた。

 優美な細腕と豊かな胸が、霊夢をしっかりと拘束した。

「……それも、悪くないわね」

「放せ気持ち悪い!」

「気持ち悪いのは嫌? それなら自力で何とかしなさい、霊夢」

 このスキマ妖怪は、叩き潰すしかない。霊夢は本気で、そう思った。

「月! ちょっと何とかしなさい、死の天使サリエル!」

 叫んだ。

「あんた私に、荒ぶる何かに戻って欲しいんでしょ!? だったら、このクソ鬱陶しいスキマ妖怪を引っ剥がしてよ! あんたの力で!」

『……そうしたいのは……山々だが……』

 死の天使の声が、遠い。遠ざかって行く。

『今……とてつもなく強力な一撃を、喰らってしまった……ふ、ふふふ……砕月の鬼……』

 月に、何か凄まじいものが激突した。

 その遠い衝撃は、霊夢も確かに感じた。

『…………私には、しばしの休息が必要だ……まったく。死に向かって驀進する者どもは本当に、一筋縄ではゆかぬ……』

 サリエルの声は、聞こえなくなった。

 紫の声が、より鮮明に、耳から脳へと這入り込んで来る。

「私は貴女を利用していたわ、霊夢。幻想郷を博麗大結界で包み込む、その力の源として……そうよ霊夢、貴女は結界そのもの。結界でしかない。博麗霊夢? そんな自我は、どこにもありはしないわ」

 怒りが、殺意に近いものが、霊夢の中で燃え上がる。

「……それはね、貴女が自分の力で作り上げてゆくしかないの」

「このっ……くそスキマ……」

「私には、貴女の輪郭を設定する事しか出来ない。輪郭の中身を満たし、それが外部の何かと混ざり合わぬよう、輪郭を強めてゆく……それは貴女がする事なのよ、霊夢」

「……私の……中身……」

 霊夢は、歯を食いしばった。

「……こうやって、みんなに……迷惑をかける……それが、私よ。私の中身よ……こんなものを、保てって言うの……」

「今更だぜ、霊夢」

 魔理沙が、嘲笑った。

「お前がなあ、私たちの誰にも迷惑かけてない時なんてあったかよ。そんなもの、みんなで受け入れてやろうって言ってんだ。今更いい子ぶったってなあ……ま、ちょっとくらい可愛げがあるのは認めてやってもいいぜ?」

「魔理沙……あんた……」

「反省してるなら、これから先は少しくらいは清く正しくトチ狂わず、誰にも迷惑かけない生き方をしてみる事だな。断言する、3日もたない。酒を賭けてもいいぜ」

「1週間はいけると思うわ、魔理沙」

「1日ね」

「ではお嬢様、私は5日で」

「30秒だな」

 好き勝手な嘲弄が、5人分の弾幕と一緒に、押し寄せて来ているのだ。

 霊夢は、吼えた。

「……このっ……くそどもがぁあああああああああッ !」

 力が、全身から迸った。

 博麗霊夢の、力だった。



 マスタースパークが、粉砕された。

 随従していた光弾とレーザー、もろともだ。

 真紅の宝珠も、退魔の念を宿したナイフの嵐も、蝶々をまとう斬撃も。

 全てが砕け散り、跡形もなくなった。

 全てを打ち砕き蹴散らした夢想封印が、力尽き、消えてゆく。

 博麗霊夢はしかし力尽きる事なく、宇宙空間に佇んでいた。

 しなやかな少女の輪郭。

 その中で赤いリボンと巫女装束が、艶やかな黒髪と活力漲る白い肌が、鮮明に色付いている。

「霊夢……」

 霧雨魔理沙は、呼びかけた。

 霊夢は応えず、ただ睨み返してくる。

 ぐったりと力を失った八雲紫の身体を、両腕で抱き上げながらだ。

「こいつ……このまんま、引きちぎってやりたい……とこだけど……」

 牙を剥くように白い歯を噛み鳴らし、霊夢は呻いた。

「……まあ、感謝はしてあげる……要するにアレよね、私って……あんたと玄爺が、作ってくれたのよね……」

「……正確には……違うわ……」

 弱々しく、紫は語る。

「何度も言うけれど、私は……貴女の輪郭を、初期設定しただけ……輪郭の中に閉じ込めなければいけないものが、幻想郷に出現してしまったから……2つの幻想郷に、同時に現れた……荒ぶる、禍々しいもの。それは……弾幕戦の精髄という単一の正体が、2か所に顕現したもの。同時に対処する必要があったわ。片方は私が、もう片方は……そちらの、玄翁が」

 いくらか離れた所で玄爺は、両者の会話を見つめている。

 そちらへ、霊夢はちらりと視線を向けた。

「何で……幻想郷なんてものが、2つもあるの」

「私たちは、1つしか創っていないわ」

 自分たちが、幻想郷を創った。

 八雲紫は今、確かに、そう言ったのだ。

「けれど気が付いたら……もう1つの幻想郷が、そこにあった。出来上がっていた。まるで影のように……」

「どっちが影で、どっちが日の当たる方なのかは、わかんないけど」

 1度、霊夢は目を閉じた。

「……影にされちゃった方は、たまんないわよね」

「だから戦いが起こったわ。でも、そちらはもう済んでいるはずよ」

 敵が来た。

 紅魔館から住吉ロケットで飛び立つ直前、紅美鈴がそんな事を言っていたのを、魔理沙は思い出した。

「……ひとつ、不可解な事が起こったわ」

 霊夢に抱き上げられたまま紫は、こちらに眼差しを向けていた。

 魔理沙を、見つめている。

「2つの幻想郷に、同時に存在するもの……それが、もう1つあった」

「私か」

 魔理沙は言った。

「魅魔様の弟子の、半人前魔法使いと。半人前ですらない、1人じゃ何も出来ないくせに独り立ちを夢見てた子供……両方とも、私だ」

「貴女には役割がある……私はそう思っているのよ、魔理沙」

 世迷言に等しい事を今、紫は口にしている。

「霊夢と合わせるように、貴女は存在している……不満でしょうね? まるで霊夢の付属物のようで。だけど」

「……霊夢がやらかしたら、止めるのは私の役割と。そう言いたいのか」

 紫は答えなかった。

 何か答えようとした紫の身体を、霊夢は宇宙空間に放り出していた。

 魔理沙は、魔法の箒を、長柄武器のように構えた。

 衝撃を、受け流していた。

 純白の紙垂が、凶暴に舞う。

 霊夢が、お祓い棒を叩き込んで来たのだ。

 並の妖怪であれば一撃で跡形もなくなる、猛襲。

 様々な方向から、魔理沙に降り注ぐ。

「大人しくしとけよ、霊夢」

 魔法の箒を縦横に振るい、お祓い棒を防ぐ。受け流し、弾き返す。

 そうしながら魔理沙は、ニヤリと笑いかけて見せた。

「……病み上がりのへろへろ攻撃が、私に当たるわけないだろ?」

 霊夢は何も言わず、牙を剥き、眼光を燃やし、魔理沙に攻撃を叩きつけて来る。

 袴スカートが、舞い上がった。

 形良く引き締まった左脚が一閃し、魔理沙を襲う。斬撃のような蹴り。

 後方へと飛翔し、魔理沙はかわした。

 そうしながら、小型八卦炉を眼前に浮かべる。

 霊夢は、お祓い棒を向けてくる。周囲で、虹色の大型光弾がいくつも旋回している。

 その状態で両者、睨み合った。

「……私が、やらかしたら……あんたが止める……?」

 しばしの無言の後、霊夢が言った。

「…………やれるもんなら、やってみなさいよ」

「おうよ。私の迷惑なんて考えなくていい、遠慮なくやらかしてみろ。何度だって、ぶちのめしてやるぜ」

 魔理沙が笑うと、霊夢も少しだけ微笑んだ、ように見えた。

『……見事だな。勝ち負けを言えば、私の負けであろう』

 死の天使の声が、遠い。

『君たちの、苛烈な生き様の果てにある……死……先の楽しみに、しておこう』

「死の天使サリエル。お前に、私たちの運命を操らせはしない」

 レミリア・スカーレットが言った。

 その傍に控えた十六夜咲夜が、何かに備えているのを魔理沙は見て取った。

 まだ、終わってはいない。

 咲夜、だけでなくアリス・マーガトロイドも、そう見ているようだ。武装した人形たちを、周囲に布陣させている。

『その通りだよレミリア・スカーレット。君たちの運命を操るなど、私に出来る事ではない』

 ひらひらと、キラキラと、何かが宇宙空間を舞った。

『私はただ、僭越ながら忠告をしたいだけだ……気をつけたまえ。君たちの生き様を、死を、祝福せずにはいられない者が……もう1人、いる……』

 蝶々、であった。

『私を、遥かに上回る……死が、この宇宙には存在する……』

 桜の花びらが、漂った。

 魔理沙は、見回した。

 霊夢も息を呑み、睨んでいる。周囲の有り様を。

 宇宙空間に吹き荒れていた弾幕の嵐は、消え失せていた。

 呪符も、陰陽玉も、今は1つも見当たらない。

 それらに代わって、無数の蝶が舞っていた。

 桜吹雪が、静かに煌めいていた。

 戦場の背景を成す、可能性空間移動船。

 その威容すら小さく見えるほど巨大なものが、宇宙空間に聳え立っている。

 桜の大樹、であった。

 八分咲き、といったところか。

 満開になったら、宇宙が滅びる。魔理沙は本気で、そう思った。

 八雲藍と橙に抱き支えられたまま、紫が呆然と呟く。

「…………西行妖……」

 いくらか離れた所では魂魄妖夢が、青ざめ、息を呑み、西行妖を見上げている。

 その震える眼差しの先に、ひとつ。禍々しいほど優美な姿があった。

「……みんな……ありがとう……」

 ひらひらと舞い煌めく蝶たちに囲まれ、微笑んでいる。

 この笑顔を向けられたら、普通の人間は、その場で幸福な安楽死を遂げるだろう。

「どろどろ、したもの……ぎらぎら、輝くもの……私に見せてくれて、本当にありがとう……」

 この場にいる全員の、魂に、生命に向かって、西行寺幽々子は微笑んでいた。

「…………みんな……私に、ちょうだい……」

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