閑話 朝の真実
==朝の真実==
Sideヒトナ
私はヒトナ、十五歳。私はいわゆる戦争孤児らしい。
――レポラルでは数多く戦争が起きる、レポラルは一首都十一都市で成り立っている。国の名前に自由と付くくらいの自由がこの国にはある。アドベルに冒険者ギルドがあるのはそのためだ。他の都市では商業、魔道具研究、魔法・魔術・法術の研究、などの多くのことを国に認められれば多くの援助を受けられる、そのため他の国より利益を、技術を持っている。そのため多くの戦争という形で他の国が奪いに来る――
らしいというのは物心ついた時にはもう冒険者として働いていた、というよりは私を引き取ってくれた他の人からは赤爪と呼ばれている人に付いていたからだ。
ある国の戦後調査として来たらしくそのときに私が見つけられそれから私の育ての親として振る舞ってくれた。
今回の依頼はギルドマスターから何組かのパーティに出された依頼で人の出迎えというものだった。
ここでだが私には誰にも言えない、言っていない秘密がある。それは……大の筋肉フェチだ。
私の周りの女性とか同い年の友達となると冒険者になっている子が多い、だから話をするときはあの依頼主がクソだ、とか、あの依頼主イケメンだまた依頼してくれないかな、とか、あの場所は良い経験値になるとか、冒険者としての会話しかない。まずまずパーティには同い年もいなければ男しかいない。この秘密ができるのもしょうが無いと思っている。
今回の依頼で出迎えた人は良い筋肉だった。筋肉に一目惚れしてしまった……
できるならば触って匂いを嗅ぎたい! でもここではそんなことはできない。お父さんもこのパーティのまとめ役のミトさんにも私は寡黙系の真面目な子として行動している、このイメージは崩したくない。
そう思っていたけどもレポラルの首都、アドベルの街に入ってギルドマスターへの顔合わせの後お父さんと戦い始めてその後歓迎会を私達のパーティとともにやってくれた、もちろんいつもならお金が吹き飛ぶから止めてと言っていたけど今日は、今日だけは……ナイス!
宴会が終わりに近づくと飲んでもいないのに彼は死にかけた感じになっていた、なんでとは言わない私が仕組んだから。
部屋に連れて行き半ば強引に頷かせて、はい合意! じゃあ嗅ぎます!
と思ってバッと脱がしてクンクン嗅ぎました
「あ~良い筋肉の匂い」
最高~私の目に狂いはない
と思って嗅いでいたけど嗅ぐことに集中していて私自身が疲れていたのを忘れていて服を着させるのを忘れてしまった……あと私も服着てないや
結果朝、私が先に起きることができて、あっぶなっ! と思ってけど嗅ぎ足りないしまだ寝てるし……と思って二回戦目に突入してら突然起きてしまった……
ね、寝たふり!……からの
「あれ? おはよう」
「……」
え……え……見たいな顔、これは新しいものに目覚めそう……
これからもまだヒロはここにいるらしいというか武闘大会に出場するみたいだし私の演技があればヒロは自分が襲ってしまったのではと思っているはず……
これからこれで遊ぼ!