0話 プロローグ
初めまして、頑張って書いていきます
==0話 プロローグ==
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「……様準備が整いました。いつでも事を起こせます」
「ああ、ありがとう。 街の方の防衛は十全に行えたか?」
「はっ! そちらについても問題なく」
「そうか、じゃあ行こうか、この世界を変えに」
「「「「「「「おぉぉぉぉぉ!!!!!」」」」」」」
熱気に包まれた集団が動き始めた。
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敵が視界に入った、いつも通りに、そんなこと思いながらも背筋が寒くなる、そうなりながらもしっかりと狙いを定め引き金を引き敵にヒット、その瞬間画面が変わる。
「ナイス、イモル」
軽い口調が画面から声が聞こえるゲーム内のタッグを組むカナメの声だ。
「やっと勝てたな、あいつら動きに変化つけるの上手すぎだろ」
今日10戦して今やっと1勝したところなのだ。
「そんなこと言いながらしっかり毎戦10キルは確実にしてたくせに~」
相変わらず俺が上手いみたいな言い方をしてくるなこいつ。
「カナメのアシストでとれてただけだよ」
「お~うれしいこと言ってくれるね~そんな低音ガチボイスで言われると照れるな~」
ぐっ、低音の声をいじってくるとは結構気にしてるのに。
「ああ、カナメのおかげだよ(裏声)」
「ブッッ!!! ははそれはツボる」
ふふ渾身の一芸だぜ。
やっぱりこいつとは気が楽に話せるなゲームの張り詰めた空気の後のこの何気ない通話が俺の中では一つの生きがいだな。
「イモル~今日これで一回上がるけどそっちはどうする?」
一通り笑った後にカナメが聞いてきた。
「んー、そうだなー俺もここで上がるよ」
「そっか~じゃあどっちも上がるってことでまた明日な」
「ああ、また明日な」
何気なくいつものように明日のログインの約束をして分かれた。
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「いつものようにゲーム終わりの一杯を……ってしまった、仕事帰りに買い忘れたんだった……コンビニ行くかー」
自分以外いない部屋の中で一人つぶやき少しクラっとなりながら立ち上がって部屋をあとにする。
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寒い夜風に当たりながら家から少し離れたコンビニに向かい歩いてると小さな女の子がキョロキョロしなががら歩いていた。
(人通りがいいからって親目離すなよ、まああの子自身で親探してるっぽいし大丈夫だろ)
なんて思いながら目的地に着いた。
「おっ! あったあったコーヒー牛乳」
やっぱゲームの後はこれだろ、なんて思いながら会計をした後外に出るとあの小さなあの子が、
「マジかよ、まだ見つかんねーのかよ」
ん?道渡るのかってしっかり横断歩道で渡るなんていい教育してんなあの子の親、 そんなこと思いながら家に帰ろうと目を離そうとしたしたとき光が線のように見えながら信号機の色が見えた。
「って赤じゃん!!!」
思わず声に出しながら止めようと振り返るとまぶしすぎるくらいの光が近づいてきていた。
頭で理解する前には走っていた。
あの子を押し出した、そう思ったときには宙を舞っていた、激しい痛みと強い不快感が自分の限界値まで遅う、そして地面にたたきつけられた、そのことを理解する前に限界まで達していたはずの痛みを超え意識がブッツンと音がするように途切れた。
『ごめんね、こんなかたちになってしまって……』
これ書き合ってるのかな?なんて思いながら書いてます!
まぁ細かいことは気にしないでと自分に言い聞かせてます!