オリンピックイヤー
どうも、世界記録を五兆ほど保持している一条おかゆです。
遂にやってまいりましたね、オチンピクピクイヤン、202020年が。
ういいいぃぃぃぃ……。永久機関の駆動音五月蠅い廃都。
風化した高層ビルの欠片が降り頻り、風が吹くたびに砂塵が舞い上がる。
傷口みたく捲れ上がったコンクリートの道路も、赤錆びた乗用車も、みな過去の文明の栄華を物語るのみ。"現在"は誰も語れない。
そう、人類は既に滅した。遥か一万年前に……。
しかし、今は亡き東京にて、参加者たった三人のオリンピックが開かれようとしていた。
一人は、縦横無尽に空を飛翔し、気を自在に操る武闘家──
「悟空やないかい!」
「でも、おかんが言うには、冷徹な一面ももってるらしいねん」
「ほな悟空ちゃうな。悟空は冷徹なクールキャラちゃうねん! 江戸っ子の馬鹿やねん」
とか、ゆーとりますけどもッ!
ミルクボーイ(意味深)の漫才でしたー! ドピュドピュ!
いやー、毎度の事ながら、自分でもよく分からない導入でさぁ~ね~!
改めて、ごきげんあそばせ、一条おかゆです。
実は……異世界転生しましたああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁ!!!
(文字じゃいまいち伝わらない絶叫具合ッッ!)
(無駄に字数を稼ぐなッッ!)
(コーナーで差をつけろッッ!)
(早く死ねッ!)
僕自身驚きましたよ、まさか十二歳の幼女に転生するとは。
え? 転移だって? 黙れ小僧ッ!
ちなみに今は、芸者屋さんの下地っ子(芸者の卵みたいなやつ)として、毎日精進しているでありんす(急に語尾を変えるな! このっ、ハゲーーッ!)
ハゲてません。いつかハゲます。
と、かなり冗長な前置きではありましたが、そろそろ本題を一つ。
『新作出します』
はい、急に真面目な話を振ることによって、内容を印象づかせる高度なテクニックですね。これを食らったものは射爆します。
今のところ、同時進行で二本書いているのですが、運が良ければ両方ですね。
まぁ個人的に色々試してはいるのですが、ここのところ空振りばかりで……。
もし僕が野球選手だったら、二秒でクビですね。
どっ!
どわははは!
面白ーい!
いいぞー!
ありがとうございます、ありがとうございま……って、イス投げないで! ブラウザバックしないで!
ま、何はともあれ、新作出したらヨロピクね!