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陸上部員とジャージの雷神  作者: 鈴音さとり
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一話「慟哭」

百合系バトル物です。主人公は3人ぐらいいます。各話で主人公が変わり、最終的に3人の主人公が顔合わせします。とりあえず一人目の1話です

一話「慟哭」

「突然の出来事」なんてのは結構身近で起きたりするものだ。例えば、

「道端に大金の入ったバッグが落ちてた」とか、

「知り合いが交通事故にあった」とか、

「仕事クビになっちゃった、てへぺろ(笑)」などなど様々な「突然の出来事」がある中で、今回は特に不思議な出来事に縁があった女の子についての話である。


女の子はその日神様と出会いそして友達になった。


四月の中旬、桜の花びらが舞うグラウンドで私は走っていた。


「はぁっはぁっはぁっ!あー!終わったー!!」


なぜ今走っているのかというと今年の夏、私は陸上部員として陸上競技大会に出場することになったからだ。私の名前は絶風輪音(たちかぜ りんね)とある理由で陸上部に入部して、なぜかレギュラーメンバーになってしまったどこにでもふつーにいる女の子でーす。そして、入部するきっかけになったのは・・・


「りんねちゃん!、お疲れさま~はいドリンクだよ!」

「ん、ありがと。」


そう、このふんわり癒し系女子で私の友人の水鏡華ハル(すいきょうか はる)が陸上部に入ろうと誘ってきたからだ。彼女こそ私のオアシスであり、癒しなのだ。とにかくあの胸がもうすごくてですね・・・っといかんいかん妄想するのは控えよう。

「調子はどう?」

「うーん、まあまあかな。大会までにはもう少しタイムを縮めるつもり」

「そっか、あまり無理しないでね。」

「うん、ありがとね。」

はぁーーー結婚したい、この子とまじで結婚したい。え?なんですか?あーはいはいまだ言ってませんでしたね。はいそうです、私は女の子が好きな女の子です。別におかしなことじゃないですよ?そう、私の恋愛対象がたまたま、たっまたま女の子だっただけです。

「あ、光妙院先輩だー!、はぁ~カッコイイ・・」

「ほんとだ、まぁ顔はいいよね、うん」

そう、ハルが陸上部に入ったのはこの光妙院鈿女(こうみょういんうずめ)がいたからだ。彼女は陸上部の部長ですごく面倒見がよく、部活以外でもたくさんの後輩に慕われている。ハルもこの人に魅せられている一人だ。だが、わたしの癒しであるハルをたぶらかそうなんてそうはいかんぞ。ハルは私が守る。絶対にな!つまり私はハルを守るために陸上部に入ったのである。そして陸上部に入ったのはいいものの新入部員の実力を測る100M走で陸上部最速記録を出してしまったため。私は即レギュラーメンバーに・・・あーあ、こんなはずじゃなかったのにな。

「もうすぐ時間だし片づけて帰ろっか。」

「そうだね。」

この日の練習は終わり、片づけをして帰ろうとしたとき事件は起きた。


ドゴオオオォォォ!!!


校庭に爆発したような音が鳴り


ヴォォォォォオオオ!!!


獣のような声が校庭に響き渡る


「なに?あれ?」

そして校庭にはかなり大きい狼のような化け物が姿を現した。





二話から戦闘が始まります。百合要素も多めに、というより。主人公の性癖がちらちらっと見えちゃいます。

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