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プロローグ

俺、清水(しみず) 幹彦(みきひこ)は今日も学校が終わって家に帰ると、部屋にこもり俺の嫁達のポスターやフィギュアなどに癒されながら録画していた『俺の彼女はかわいすぎ!』をみていた。


「あぁ〜アニメは最高だぜ」ついつい心の声が独り言で口にしていた。

そう、アニメとは最高だ。毎日勉強の日々におわれている俺に癒しをくれる。今思えば懐かしい。アニメをみるようになった、というよりアニメに没頭するキッカケになった出来事を思い出した。


~約2年前~

[清水 幹彦 中学2年生]

「今日も一緒にかえる?」

「うん!一緒にかえろ!」当時俺の彼女だったリカちゃんと俺はいつも一緒にかえっていた。俺はこの時からライトなアニヲタだった。そう、あくまでライトなアニヲタだった。あの一言がなければ......


リカちゃんと一緒に帰っている途中、彼女はこんなことを言った。

「ねぇ、そのキーホルダーって最近みきくんがハマってるっていうアニメのキャラクターなんだよね?」リカちゃんは少し眉をひそめてそう言った。

それに対して俺は

「そうだよ!よく知ってるね!!このアニメはストーリーも最高だし、なんといってもこのキャラクターが見た目性格ともにパーフェクトなんだよ!よかったら今度アニメのBDかしてあげるよ!」

なんてついつい深く熱弁してしまった。


もちろんリカちゃんはさっきよりずっと眉をひそめていて不安げに言った。「あのさ......そのキャラクターと私どっちが好き......?」

(ん?どっちが好きって二次元と三次元じゃ全然ちがうよな?

)俺はリカちゃんの言っていたことの本質的な意味を理解せずに心に思ったことをそのまま口にした。

「そんなの、どっちも大好きだよ。どっちにもそれぞれ良さがあるんだ。俺は2人とも、愛しているよ」


「..........................................」沈黙が10秒ほど続いた。その沈黙の間にリカちゃんの顔からは怒りと涙が見えた。そして、リカちゃんが発した言葉は......

「さいっってーーー!()()()()()()()()()()!」


当時の僕は頭が状況においついていなく、リカちゃんの言った後半部分にだけ反応した。彼女に対して反応すべきところではないかもしれないが俺は大嫌いなんだ。誰か誰かを◯◯だからといってそれでひとくくりにして批判することが。中身も知らずにそうだと決めつけることが。だから俺はリカちゃんの言葉に対して声を大にしてこう言った


「アニヲタでなにがわるいんだぁぁぁぁぁ!!!」




当然リカちゃんとは卒業まで会話をすることはなかった......................................................うん、俺が馬鹿でした。


それで俺は、中学生活に巨大な黒歴史をつくってしまったため、高校は少し離れたところを受験しなんとか合格して入学できた。







初めて書いたので難しかったですが、これからももっとがんばるので今後もぜひ読んでいただけると嬉しいです!

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