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ゆるっと香港 気ままに一人旅  作者: ユズ(『ラジ裏』修正版・順次更新中)


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3/4

街歩き(旺角〜佐敦)

今回は夜の街歩き編

「え?」


バスの扉が閉まる直前に、ハッとして慌てて降りた。


「ここ、どこだ?」


とりあえずキョロキョロと見回すが、夜の街は昼間と違って、位置が分かりづらい。

スマホの地図を確認すると……。


マジか〜。


現在地は花園街のど真ん中を指している。


なんでこうなったかというと……。




「たまには賑やかな場所に出掛けてみるか」


あ、そうだ。初めて香港に来た時以来、あそこ行ってないな。


そう思い、バスに乗った。

地下に潜るのも面倒だったし、そういう時にバスってちょうどいいんだよな。

景色も見れるし一石二鳥。


スマホで目的地を入力し、バスの番号を確認する。

ちょうど目の前のバス停に止まるようだ。


列の最後尾に並び、タイミングよくきたバスに乗った。


2階に上がり、後方の席に座る。

ここなら景色も見れるし、バス停の案内表示画面も見れる。乗り過ごす心配もないだろう。


ちょうど帰宅ラッシュの時間なのか、車内は混雑している。

見渡した感じ、空席はなさそうだ。

座れて良かったな。


ほっとした瞬間、ふと目に入ったものが。


あれ?窓にフィルムなんて貼ってあったっけ?

そのせいで、ぼんやりとしか向こう側が見えない。


でも、こっち側は……貼ってないのか。


なんでなんだろうな。


まぁ、景色が見える方に座ったし、いいか。




「あの店、美味しいのかな?」


ぼーっと眺めていると、行列が出来てる店が。

でも、走っているバスからではなんの店までかは分からない。



「うん?」


信号で止まった瞬間、なんか音が耳に飛び込んできた。

よく見ると、細い通路の先は……公園か?


しかも今って夜だよな。

この時間にカラオケしてる?


ガラスに反射した自分の顔は笑っていた。


なんか、日常の香港って感じでちょっと楽しい。




ちょっと楽しみすぎたか……。


「乗り過ごす心配はないと思ってたんだけど」


目的地をスマホに打ち込み、距離を確認する。


まぁ、歩けない距離でもないな。

昼に比べたら暑さは落ち着いている。湿度は相変わらずだけど、今日は水もちゃんと持ってるし。


よし、行くか。




広い通りに出て、歩道を歩いていく。


これ……上に登らないと渡れないのか?

そうでもない?


目の前には大きな歩道橋。

でも、上からの景色は楽しそうだ。


緩やかな傾斜の階段を登っていく。



「え?」



ここ、歩道橋の上だよな?

思わずキョロキョロと辺りを見回す。


今日は何回キョロキョロしたらいいんだ?

自分自身で突っ込みながら、とりあえず歩道橋を進んでいく。


それにしても横幅広いな。

どうだろう、車が走ってもすれ違えるんじゃないか?

それに、先がどこまであるのか分からない。


色んなところに階段があって、気をつけないと降りる場所を間違えそうだ。

よく見ると、エスカレーターが設置してある場所もあるのか。


屋根もあるし、両脇に露店とかあったら楽しそうだけど。まぁ、こんなところに人が押し寄せても危ないな。


この歩道橋、椅子を置いて一日人間観察するのも良さそうだ。


柵にもたれ掛かり、ぼーっと景色を眺める。

今では少なくなったネオン看板が、壁にぽつんと残っていた。

他にも探してみるが、見つけられたのは一つだけ。

それでも、香港の夜景は相変わらず色鮮やかだ。



ふと、風が吹き抜ける。


一瞬だけ、蒸し暑さから解放された気がした。


さて、そろそろ移動するか。




階段の方へ歩き出したが、ふとエレベーターが目に入った。


「……うん?」


近づいてみると、思わず足が止まる。


え?これ、いつ設置されたやつ?

というか、見た目がちょっとホラーなんだけど……。


まぁ、せっかくだし乗ってみるか。


扉が閉まり、動き出した瞬間――

昔の香港に放り込まれたような感覚になった。


モーターの大きな音が耳に飛び込んでくる。

心許ない照明。

空気が止まったような閉塞感。


そうか。

映画の中で見た香港だ。


足元がわずかに揺れ、目の前のドアが開く。


無事に戻って来れた。


クラクションの音、湿気をまとった空気。

思わず深呼吸をしていた。




再度、スマホで地図を確認する。

あとは真っ直ぐ歩いていけばいいみたいだ。




やっと着いた。

煌びやかな門を見上げ、とりあえずスマホで1枚。


少しだけワクワクしながら門を潜った。

続きも気ままに書いていきますので、ブクマやリアクションなどいただけると、やる気が出て更新が早まる…かもしれません♪

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