5.ウォリアーズ
市役所に来ました。
優「で、来たのはいいけど…」
弥「どうするんですかー?」
ツ「やり方は知っている」
ゼ「↖何ワロてんねん」
ツ「仕方ねーだろ、ツルギを訳したらこうなったんだから」
優「剣でよかったくない?」
…っと、市役所の職員らしき人がいた。
ツ「こんにちは。世界を救うため、武装の使用を認めて貰いたいのですが」
市「はい。国に掛け合ってみますね。少々お時間貰います」
ツ「よろしくお願いします」
少しぽっちゃりした…なんと言うか、司令官みたいな人。信頼出来るね。
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市「…ええ、はい」
市「…まぁそうなりますねぇ…」
市「…ありがとうございます…ええ、勿論です」
市「…任せてください。」
市「…ではこちらをご査収願います…」
市「…え?」
市「はい、ありがとうございました…」
ピッ
…チラッ
市「…ハッハッハ…ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」
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市「お待たせしました。国に掛け合い…」
「「「「ドキドキ」」」」
市「…」
市「OKでした」
優「そんな軽く⁉」
市「ええ、総理が『いいね、やろうぜ』って」
ゼ「総理が動いていいのかよ…」
弥「都合が良すぎますね…」
市「自警団がもうおりますし、あなた方のような組織も結構出来てきましたし民間と警察合同で武装した方が楽だとこの前国会で採択されましたし」
ゼ「へぇー」
優「で、いつからですか?\キラキラ/」
市「この紙に名前とチェックをしてくれれば」
「「「「カキカキ、キュッキュ」」」」
市「ポン…っと判子を押せば」
市「おめでとうございます。今より、平和維持組織ウォリアーズとしての活動が出来るようになりました!」
優「…シャあ…」
優「…よっしゃアァァァァァァァァ!!ありがとうツルギ!」
ツ「さて、基地を取っておいたんだ。明日行くぞ。いいな?」
弥「学校辞めたので大丈夫です」
ゼ「もち」
優「うん!…え弥生先生辞めたんですか?」
弥「専念するために」
優「金は?」
ツ「国が結構な額くれた」
優「さす総理」
優「てか、ほんとに都合良すぎない?」
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市「よかったのですか?総理!」
総「勿論」
市「…子供を犠牲にするつもりですか?」
総「見せて貰ったが…彼なら行けると思ってな」
市「どうなっても知りませんよ?」
総「反発した民も、命までは懸けられん。だからこそ、彼なら…」
市「そうですか…」
市「平和を頼みますよ…戦士たちよ」