4.一人じゃ無理だから
次の話から括弧の前にキャラクターを表そうと思っています。
いいよな?誰も見ないし
「で、ヒーローにすればいいんだな?」
「うん」
「…アブねえぞ」
「承知の上だよ」
「お前じゃあすぐお亡くなり、だ」
「だよねぇ…悲しいけど」
「だからさ」
「?」
「俺を頼れ」
「それで、どうにかなるの?」
「どっかしらから人材を連れてくればいいじゃん?」
「じゃあ頼むね」
「おけ」
「じゃ、解散だね、ツルギ」
「また会おう、優葉」
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次の日、昨日と同じ時間帯に行くともうツルギがいた
…てゆーわけで
「連れてきた」
「…マぁ?」
「マジよ」
「えぇーと、そちらの方は?」
「ゼクトルだ。自称エリートガンナー。」
ゼクトルさんは防弾ベストのような物を着た、全身黒スーツの人だった。髪はアップバング、髭は剃っている。若くてエリート…凄い!
「で、そちらの方、知ってるんですけど」
「はい。今日会いましたよね」
「ですよね…?」
「改めまして、某中学校の保健室に常駐しています、神在弥生です。よろしくお願いします」
弥生先生は白衣を着たままで、首からよくあるヤツを下げたままだった。スカートはピンクで長い。
髪はボブ、僕から見て右上にリボンを付けている。
柔らかいイメージだ。
「ツルギ」
「うん?」
「どうやって集めたの?宗教勧誘みたいな…?」
「んなわけ。世界救いませんか?って手紙送っただけよ」
「十分怪しい…ってかさ…ゼクトルさんは分かるよ?ガンナーだし」
「おん」
「でもさぁ…弥生先生は違うじゃん?」
「なんで?」
「保健室の先生は戦争に行かせられんでしょ」
「行けますよ?」
「え?」
「軍医の学校行ってましたし」
「へ?」
「マグナムもそこそこ使えます」
「…わっつ?」
「言ってなかったですし驚くのも無理ないですね」
「…あばばばば」
「よし、とりあえず」
「「「ん?」」」
「この事役所に言って認めて貰お」
「そんな軽く行けるの⁉」
「?あぁ、行けるぞ」
「…まぁ、明日は休みだし、行きますかぁ!」
「「「「おー!」」」」