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3.ヒーロー

剣のセリフスタートです。

「俺を抜いてくれたしお礼になんかするわ」

お礼…あっ

「じゃあさ」

「うん(何かなぁ。魔法使いたいとかかな)」

「ヒーローになりたい!」

「え?(え?)」

「え?」

「えっと、ヒーローになりたいワケは?」

「モノローグで語るね」

「どうぞ」

「ありがとう。少し長くなるよ」


僕は小さい頃からヒーローになりたかった。

超戦隊作品群や仮面バイカーなど、悪と戦う姿に惚れたんだ。

そして、小学四年…僕は作品の奥深さに感心した。すっげぇマンティーガの監督も「大人になってもあの時のことは嘘じゃなかったんだって思えるようにリアルにした」みたいなこと言ってたし。

そして、現在。中二病を患い、わかったことがある。男の子は誰しも、ヒーローに憧れているということ。機動鎧ガソガルの漫画のセリフを借りるなら「夢はあの頃と同じで、キラキラ輝いてる」

だなぁ。中二病の頃まではみんな特撮とか好きな気がする。でも、大人はそれっきり、夢を見ないんだ。

中二病は魔法を使う主人公…仮面バイカー魔術師かな?IT'S Show TIMEとかカッコいい…

話を戻す。この国では犯罪が最近異様に増えている。それによって犠牲者も…中二病患者はみんな主人公になりたい人で、かくいう僕もその一人。それでも力が無いから主人公にはなれない。でも…力を貰えるのなら…

僕は、正義を果たす。

───────────────────────

「…ってわけ」

「ならいっか…けど、そんなに犯罪が増えているのか?」

『ウー』

「ほらね」

『ウー』

「あれ、こっち来てね?」

「え?」

『ちょっといい?』

「ああ」

『ここらへんで大声を聞いたらしくて通報が入ったの』

「あ…」

「おーっと」

その後、どうにか優しい警官だったおかげで許されました。

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