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第92話 朝ご飯の一時

 信吾だったらこう言うだろう言葉に思いを馳せながら、フォルガイムは前向きに未来を考える。


 過去は過去、だからこそ乗り越えなきゃならない。

「前向きにですか、、」


 話しが終了したのを見計らって志保が声をかける

「大変だったね、もう大丈夫。ここにはあなたを害する者はいないから安心して」


 いつの間にか隣に座って手を握ってくれていた。

 全く気が付かなかった。


 志保の言葉を身に沁みて感じることができる。

 そして心の底から安心するフォルガイムは意を決したように呟く。


「あの、志保さん、、、後ろ向いてもらってもいいかな?」

 フォルガイムが静かに言うと志保は手を離し、無言で後ろを向く。


「見てもらいたいです、、自分の過去を」

 すると一瞬光った後にガサゴソ音がする。


 数分経つと声が掛かった。


「こっち、、向いてもらってもいいですか?」

 かしこまった感じで言うフォルガイムに志保はゆっくりと振り返る。


 そこには一人の人間の男がいた。見覚えがあるスーツを着て。


「ど、どうかな?」

 少し緊張した面持ちで言う雄也。


「お父さんのスーツ似合ってるよ、雄也君」 

 ニコリと微笑んで、そう言った。


 雄也は自然と笑みがこぼれた、と同時にずっと出ていなかった涙が溢れてきた。泣きたくても泣けない身体になっていた為に止め処なく溢れてくる。今までの分を吐き出すかのように。


 暫く泣き続けている間ずっと隣で寄り添い手を握ってくれている志保。


「ありがとう志保ちゃん、少し落ち着いたよ」

 どのくらい泣いていたのか分からないが、落ち着きを取り戻した雄也。


「うん」

 と、志保が一言


 少しの沈黙が訪れ、雄也が口を開いた。

「志保ちゃん、その、泣いて弱いところを見せちゃったかもだけど、、」

 言葉を切った雄也をじっと見つめる志保。


「頼りないかもしれないけど、自分なりに志保ちゃんを守りたいと思ってるんだ。だから志保ちゃんも遠慮なく自分を頼って欲しい、、頼って貰ったら嬉しい、、」


「うん」

 と、また志保が一言。


 雄也はひとまず一歩前に行けたと、小さくても一歩進んだと確信して、重苦しい話題を変えようと話し掛ける。


「でも、本当に似合ってるかな?少し大きめのスーツ選んだつもりだけど、結構パッツンのところがあるから下手に動くと破れそうで恐いよ、おしりのとことか」


「フフフっ、確かに〰」

 口元をおさえ、笑いながら返す志保。


「明日信吾さんに言って大きめの服をもらうしかなさそうかな、、戦ってる最中に破れちゃったらちょっと恥ずかしいからね、ハハハ」


 雄也なりに笑いを取りに行った結果志保は屈託もなく笑っていた。

 益々心がほっこりとした気がした。


 こんな平和な生活がずっと続けばいいなと。


 それからお互いの距離をもっと縮めるべく、お互いの共通点や、趣味なども話し合っていた。

 志保は言わずもがな、引きこもってアニメや漫画、アイドル、ゲームなども少々、ラノベも読み、更に父親の影響で、武器関連は強い所。


 一方雄也も負けじと元引きこもりで、アイドルこそあまり見てはいなかったが他のパソコンで出来ることは一通りやっていた。雄也に関しては音楽も好きで、独自でギターを弾いていた事もあり、音楽の話題でも話しが盛り上がった。


 楽しい話をしていると時間が経つのもあっという間で、時間は日を跨ぐ時間となった。

 そろそろ寝ようかと言うことになり志保はクモスケの横へ。雄也は暫く焚き火にあたってから寝るよと、先に志保を寝かせた。


 焚き火にあたりながらウトウトしてしまい、そのまま寝入ってしまった雄也。


 そんな雄也にどこからともなく現れて、そっと毛布をかける信吾。

 そのまま信吾は空にゆっくりと浮かび、上空でプカプカと浮きながら、プカプカとタバコを吸う。缶コーヒーを飲みながら。


 今回の件に関しては思う事がたくさんありすぎてため息しか出ない。

 マモンや、酒呑童子との戦闘、自分の弱さ、仲間達。

 そして、雄也と志保。


「まぁでも、色々と面白くなってきたんじゃないか?」

 ニヤニヤしながらこれから先の事をを考える。


 とりあえず二人には明日直接嫌味でも言ってやらないと気がすまない信吾であった。


 そのまま見張りをしながら焚き火を絶やさない様にしながら、考え事をしていると、東から太陽の光が届いた。夜明けである。


「朝飯作るか」

 そう言って立ち上がった信吾

 空間収納から米と飯盒を出して米を炊き始める。

 とにかくたくさん炊いておく。


 そして鍋を取り出してお湯を沸かす。

 ヤカンにもお湯を用意して、長テーブルの上にカップの味噌汁。牛乳や、食パン、バターロール、その他朝ご飯として食べるような用意して並べる。


 そんなこんなしてる内にクモスケとトワが起きてきた。


「おはよう」

 と二人に挨拶すると二人から同時に挨拶が返ってくる。

「顔洗って身支度したら、悪いんだけど、あの二人を起こして貰えるか?」

信吾が志保と雄也を指さして言う。

 桶の水を受け取りながらクモスケが頷いた。


「おはようございます」

 と、二人がやってきた。雄也は自分が人間の姿になってる事忘れているのではないかってくらい自然に。


「おはよ、夕べは楽しそうで何より。サモ・ハン君、おしりは破けてはいないかね?」

信吾の第一印象はまさしく若い頃のサモ・ハン・キンポーであった。体型が似ている上に髪型もそっくりだった。


 寝ぼけているのか呆然としている雄也と志保

 信吾は続ける

「前向きに、、?後ろ向いてもらってもいいですか?過去を見てもらいたいです?だっけ?その後すすり泣く声がしたんだけど?」

 ニヤニヤとする信吾に雄也と志保が顔を赤くして自分達を見る。


 雄也はやっと今フォルガイムの姿ではなく雄也の姿だと、そして何故か昨日の二人の話しを信吾は知っている事に驚き、固まる二人。


「「えええええええええええ!?」」

 二人が驚きの声を上げる。

「うるさいっ!二人共早く顔を洗って目を覚ましてきなさい、それから朝飯食うぞ」


 二人はすぐに顔を洗って、朝ごはんが用意されている長テーブルに付く。

「いっただっきまーす」

 信吾が卵かけご飯にマヨネーズをかけて食べ始める。

 トワとクモスケも適当にパンや、焼いてある卵や、ベーコン、ご飯、味噌汁を自分で用意して食べ始める。


「おう、ふひなほん、ふえ」

「いや、飲み込んでから喋って下さいよ」

 鋭いツッコミが雄也から飛ぶ

「おう、好きなもん、食え」


 そう言われた雄也と志保は適当に食べ始める。

 やきもきしながら雄也は気になっていることを信吾に質問する。

「あの、いつから聞いてたんですか?」

「最初から、かな?焚き火をしだした辺りから」


 顔を赤くして俯く志保と、愕然とした雄也は

「ほぼ、全部、ですか」

 魂が抜けた様に呟く

「言ってくださいよ、趣味が悪すぎですよ、盗み聞きなんて」

「あぁ、うん、では、説明させてもらおうではないか」

 何故かトワとクモスケが目を逸らしそっぽを向く。


「まず君がだね、俺の事を話し始めた時にだね、とってもとっても小っ恥ずかしいかったのね、恩を返すとか?もう居ても立っても居られなくてね、起き上がろうとしたのだよ、すると両サイドの二人がガッチリ腕をホールドしてるんだこれが、で、大きな声を出して止めようとしたんだよね、息を大きく吸った時に誰かさんの蜘蛛の糸が俺の口元をグルグル巻にされてだね、咄嗟に手を動かそうとしたんだね、そしたら身体ごとグルグル巻にされたんだね、うん。もう動けないから観念したね。それから糸を張った張本人は捕らえた獲物を愛でるかの様に俺を撫で回すのだよ、そのまま君の話しを聞いていると反対側のどこかの姉さんが号泣してるではありませんかっ!涙なのか鼻水なのか分からない何かで顔をグチャグチャにしながらね、もうそれはそれはカオスよ、カオス。泣きたいのはこっちだったのね。想像して、ほら、怪しい瞳で身体を撫でられる反対で号泣している人がいるのだよ、これをカオスと呼ばずなんて呼ぶのでしょう」


 怒涛のように、そして抑揚なく語られる信吾の状況に同情を隠せない。

「結果的にはよかったじゃない?一歩前へ進めた感じで?みたいな?」

トワがフォローにならないフォローを入れる


 益々顔を赤くする志保と、狼狽する雄也。

「えっと、初めまして、二葉雄也と申します。今後は状況に応じて変化?変身していこうと思っていますので何卒宜しくお願いします」


 どうやら無かったことにしたようだ。


「うむ、苦しゅうない。たんと食べよ」


 そうして何とも言えないまま食事をする二人。


「しっかしアレだな〰雄也はもしかして俺が、過去は過去、その経験を糧にして前向きに頑張れ、みたいな事を言うんじゃないかって思ってる?」

「えっ?何でわかるんですか?いや、まぁそうなんですけど違うんですか?」


「さすがに昨日聞いててその内容に胸糞悪くなったね、普通の人と比べて何倍も辛い思いしてるんだから、無責任に前向きに頑張れ、なんてこと言えないよ、その経験は心の中奥深くを傷付けたんだ。そう簡単には克服できるものではないと思うからな」

「は、はあ、」


「まぁ、その、あれだ、よく頑張ったな。これからはいつでも助けになる仲間がいるんだから遠慮なく頼れ、な!」

「あ、ありがとう、ございます」

信吾の言葉に戸惑いながらもお礼を言った。


「ツンデレかっ!どこに需要があるんだ?」

トワが鋭いツッコミを入れる。


そこで一笑い起きた所で志保が口を開く。

「それにしても昨日の話しを聞いてて思ったんですけど、イジメとかって無くならないですよね」

それに対して信吾が返す

「んーそうだねぇ、無くならないねぇ」

「どうすれば無くなりますかね?信吾さんはどうすれば良いと思います?」


難しい質問に間髪入れずに答える

「どうする事も出来ないかな、イジメは無くならないよ、絶対」

「えっ、、そうですか、、」


シュンとした志保にトワが慰める。

「厳しい事言うかもだけど、アタイも無くならないと思うんだ、だけど、減らすことは出来るよ、色々と難しいけどね、だから諦めないで、いじめダメ絶対って言っていこう」


「そう、ですね」

そう言って頷く志保


「いやいや、ここ異世界だからね?人もいなければ、いじめもないよ」

「うわっ!身も蓋もない事言うよ、信吾は」

トワのツッコミにやれやれといった感じで口を開く信吾


「うーん、ちょっと待って」

何やら考え込むが、チラッと雄也を見て決心したように話しをし始める。


「何から話せばいいのやら、まぁこれはあくまでも俺の意見だからその辺踏まえて聞いてくれ」

そう言って前置きして皆を見渡す。

全員頷くとまた話し出す


「俺も実は小学校の頃イジメられてたんだ、千葉県の学校で。でもある時このままじゃダメだって思って反撃したんだ、で、それからはいじめられなくなった、と言うか、周りから一目置かれる様になったんだ。それから普通に友達付き合いしてて、カースト上位ってやつかな?当時そんな言い回しはなかったけど、そのクラスの中心的存在になりつつあったんだ。でも何故か一人か二人しか友達が寄って来なかったんだ、、で、そのまま親の都合で山梨県に引っ越して、中学に上がったんだ。で、そこの中学でも最初からカースト上位っぽかったんだよ、何故かって言うと多分今までの経験で自分に自信がついてたんだと思う。その自信に惹かれるクラスメートはいたんだけど、やっぱり一人か二人なんだよね、もちろん俺からは近付いて仲良くなろうと思ったんだ。でもそれが間違いだったんだって気付いたんだ。もう手遅れだったけどね」

一呼吸置く信吾はコーヒーを一口すする

皆も食事を終えてそれぞれ好きなものを飲みながら話を聞く。


「えっと?手遅れってどういう事ですか?」

志保が疑問を口にする

「うん、実は知らない間に俺がイジメっ子になってた」

「えっ?えっ?」

わけがわからないと目を見開き信吾を見る志保。


「あのね、今じゃ陰キャとか陽キャとかって言われてるのを流用すると、俺は陽キャなの、で、俺が皆と仲良くしたいと思って近付いて行った先に陰キャがいたんだ、それで、俺は楽しくじゃれて遊んでたつもりだったんだ、、でも向こうからしたら迷惑極まりないよね?で更に俺どっちかって言うと体育会系だったからプロレスごっことかカンフーごっことかしてたんだ、そしたら相手アザが出来てて、、それが明るみになって親呼ばれて、めっちゃ怒られた」


「えっ?それって、、」

「そう、それがイジメってワケ」


全員が神妙な面持ちで聞いている。

更に続ける信吾。

「でだ、それからは気の合う仲間としか遊ばなかったってのが中学時代、それから高校に入ってからも気の合う仲間としか遊ばなかったんだよ、でもそれが俺にとってはクラスの殆どだったんだ。

ちょっと悪いヤンチャなヤツとは入学して間もない時に喧嘩して意気投合したり、他にも俺は音楽が好きで、ギター弾けるヤツ探してたらメッチャ上手いヤツがいて一緒にバンド組んだり、更にはバイクが好きなヤツがいてそいつとツーリングしたりってな感じで殆どが気の合う仲間だったんだ。

でもさ、その三つのグループって別れてて、ちょっと悪いヤツのグループはやっぱり力があるから音楽好きなグループとは合わないんだよね、で些かイジメっぽくなってたんだ。でも俺は何にもしてあげることが出来なかったんだ。当時それが結構辛くて、、」


ふぅーと息を吐いて一息つく

全員無言で聞き入っている。

更に話を続ける信吾。


「当時の俺はバカだったんだけど、バカはバカなりに考えたんだ、イジメってものについて。

で、行き着いたのはどっちも悪いと、イジメるやつも悪いし、イジメられる方も悪い。でだ、俺は例えば音楽のグループと一緒に話しをしてる時に不良グループが来たら、ヤメロと、今話ししてんだから邪魔すんなと、それで素直に離れて行くんだよそいつら、逆に言えば俺がいない時は口を出さないって事にしたんだ。でも意外とそれで上手く行ってたんだと思う。変に介入して拗れたり面倒な事になってもって感じだったんだ。まぁ、そこまで酷い絡みじゃなかったからだけど、それもこれも俺がちょこちょこ動いててクラスの雰囲気を良くしてたからって思う、そんなに酷くないのはね。もちろん俺だけの功績じゃなくてクラスメートとか担任とか、なんだかんだ仲良かったし。

でも雄也みたいな酷いのだったらさすがに動いてたと思う、面倒な事になっても。で、今の俺が思うに、雄也のは周りも悪かったと思う。見て見ぬふりをするヤツがね。雰囲気は最悪だったんじゃないかな?クラスの。だけど、その雰囲気を分かってた大人が一人いたはずなんだよね、担任って言う大人が。

何を考えてたかは知らんけど、保身に走ったか、もしくはグルだったか。まぁ、そんなことは今更って感じだけど、、」


少し間を置いて更に続ける。

「さて、ここまでが前置きな。本題は何故イジメが無くならないか、だったよな?」

一同は頷く。


「言っとくけどこれが氷山の一角にすぎないってことだ。全国的にもイジメはあるし、いつでもどこでもだ。

それを無くすには、、わからない」



クモスケ以外がコケた


「いや、そりゃそうでしょうよ!これやれば絶対無くなるってのがあったらこっちが教えてもらいたいよ」

「うーん、ですよね~」


「まぁ、本当に本気で無くすなら、でっかく出るしか無いと思う。例えば少年法を無視して片っ端から取り締まるとか、どこかの国みたいに至る所に防犯カメラ付けたり、イジメを止めたらお金が出るとか、逆に止めなかったら罰金とか、学校を廃止するとか、イジメの現場ではどんな事してでも止めたらその罪は負わなくていいとか、例え殺人罪でも、銃で撃とうが、ナイフで刺そうが、もちろんイジメられる側が殺したとしても罪は問わないとか、証拠付きでね」


「いやいや、それはさすがにマズイんじゃ無いですか?」

と、志保が言う


「そうだな、マズイよな。一つ一つ考えて行くと、確かにそれをすれば無くなると思う。だけど、デメリットがでかすぎるよね?デメリット度外視すると可能ちゃ可能なんだよ、最後の方はちょっと悪ノリしたけど、少年法とかなんて無くせばいい、実際俺も19までは色々やったもん、軽犯罪とかは。前科付かないからとか名前も残らないからとか色々悪知恵働くんだよ、そんな年なんて、、、いや、それは今はいいとして、後は防犯カメラね、莫大な金が掛かって、それは誰が出すのかってなった時にやっぱり税金でしょう。でも効果はあると思う。で、学校廃止ね、これは可能だと思う。実際勉強なんてもんは形だけで、生徒は協調性だったり人付き合いだったりって感情面、精神面、心の方を強くする為の経験と知識だったりするんだよ。だって国語でも、あらずんばーとかの古文なんていつ使う?数学もそう、算数さえ理解してればいいんだよ。因数分解だとか連立方程式だとかいつ使う?後は自分が勉強したい物を勉強すればいい。今は昔と違ってインターネットって便利な物があるんだし、自分の興味が無いものを勉強した所で身に付かないし、時間のムダなのね」


「それは、分かりますけどさすがに学校廃止は、、」

志保が困惑しながら言う


「だよね、志保ちゃんが考えてる以上に学校廃止ってのは色々絡むから難しいんだよ、もちろんさっき言った感情面、精神面、心の、まぁ道徳って言った所か、その辺が発達しないし、他にも大人の事情ってヤツで、例えば学校で教えてるのって本当に正しい事?間違った事教えて洗脳してない?とか疑問もある訳よ、、特に第二次世界大戦後とかのさ、日本語の見直しみたいなヤツだったり、歴史の改ざんとまでは行かないけど、不利な事は隠したりとか、叩けばいっぱい埃は出てくると思うよ。そんな事を学校で教えられるより自分の好きな事を勉強したほうがいいでしょ?」


無言でジッと地面を見つめる志保。


「てなわけで学校廃止すればイジメはなくなるんじゃ無いかな?少なくとも学校ではね。ただ大人のイジメもあるからねぇ、会社でのネチネチしたイジメとかさ、うーん人間ってのは業が深いね」


「いや、普通に考えて無理でしょ?」

「無茶苦茶すぎて無理でしょ」

「色々無理でしょ」

トワ、志保、雄也が口を揃えて言う。


「ですよね~」


結局完全に無くすのは難しい。ということに落ち着いた。

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