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第80話 ステータスと長い夜

 クモスケ、5号、志保の三人が合流した。


「みんな来ちゃったか、ゴメンな、ちょっと寝れなくてな、で、一人でいたらトワが来て話してたんだ」

「うん、最初から知ってた」

「私はクモスケさんがソワソワしてたので一緒に散歩してたんです」

 クモスケと志保が言う。


「私は例の物が出来たから信吾を探していたら、二人がいたから一緒に来たんだ」

「お、5号悪いな、ありがとう。早速見せてくれないか」

 と、信吾が例のものを受け取ると、信吾とクモスケと5号の頭の中に声がした

「ちょっと皆で何してるんですか?こっちは見張りをしているって言うのに」

 フォルガイムからの念話だった。


「お、フォルガイムか、よくわかったな、兵士二人は?」

「そりゃ分かりますよ、見張りで気配察知に集中してますから、皆の動きは分かります。で、兵士二人は寝てます、多分見張りなんてしたこと無いんじゃないですかね?暇っす」

「なるほどな、まぁ、話ししてるだけだから、フォルガイムもそのまま聞いててくれ」

「わかりました」


 フォルガイムと信吾が通信しているのを不思議そうに見る志保とトワ


「あ、そうか、志保ちゃんにこれ上げる」

 そう言ってトゥトゥナから貰ったリストバンドを渡す。

「それつけて魔力を流すと、つけてる俺と、クモスケ、フォルガイム、5号と通信が出来るんだ。他にも相手の状態が分かる代物だ」

 早速つけてみる志保

「あ、信吾さんの声が頭の中に直接入ってくる感じですね」

「そう、そんな感じ。魔力を流すと話しが出来るんだ、志保ちゃんにも魔力はあるから簡単に流す事は出来るよ」

 志保が試して見ると簡単に出来た

「あ、ありがとうございます!」


「アタイには無いのか?」

「トワは念話出来るからって思ったけど、欲しいか?実はもう無くて、今すぐじゃなければまた今度作って貰うから待っててくれないか」

「うん、、、ちょっと待って、念話繋いでみる、、、うーん、聞こえる?みんな?もしも~し」

「「「聞こえる」」」


「凄いなトワ、このリストバンドのネットワークに無理矢理入ってくるなんて」

「なんか、やってみたら出来た」

「ま、今度作ったらあげるから、いや、ちょっと待てよ、俺が作れんじゃ無いか?」


 信吾は空間収納から普通のリストバンドを出して、魔力を通す、リストバンドが光り出してすぐに収まる。


「出来たな、トワ、俺が作ったヤツだけどこれで良かったら」

「おおー凄いな、ありがとうー」


「あ、ついでにコレも、トワと志保ちゃんと5号にも」

 三人に空間収納袋を渡す

「さっき作った。何でも入るから使ってくれ」

 トワと志保はクモスケに使い方を教わっている。

 5号は知っていたので、嬉しそうにしている


 その間に信吾は5号から貰った例のものに目を通す。

「なんか、分かりづらいな、ちょっと書き足すけど、いいか?」

 5号が頷くと、土魔法で土台を作り、空中で浮きながらペンを走らせる信吾。


 そんな信吾にお礼を言う三人。

「出来た、今書き足したのもあるからちょっと汚いけど、みんな見てくれ」

 と、信吾が例のものを渡す。それは5号が鑑定をした全員の鑑定結果が書かれている。



 ーーーーー

 向井 信吾  種族=人間

 魔力 500000


 加護

 火、水、風、土、雷、時、生、死の加護


 五感強化

 暗視

 気配察知

 気配遮断

 魔力操作

 並列思考

 幽体離脱

 空間操作

【転移ゲート、空間収納、天界への空間歪曲】

 物質創造 熟練度・中

【錬金、模倣】

 魔法

 火、風、土、水、雷、重力、身体強化、部分強化、物理障壁、魔法障壁、治癒魔法


 装備

 魔法のリストバンド

 魔力上昇の指輪



 ーーーーー

 クモスケ  種族=アラクネ

 魔力 15000


 暗視

 気配察知

 気配遮断

 温度感知【サーモセンサー】

 魔力操作

 糸操作【粘糸・鋼糸・射出等】

 身体変化【蜘蛛・人形】

 形状変化【前足を鎌とハサミに変化】

 噛み砕き

 跳躍・瞬足

 イカスミ

 猛毒液

 理解能力向上

 硬質化【鎧化】

 獄炎ブレス

 飛翔【羽】

 超音波

 聴覚強化

 同族間思念

 擬態


 毒耐性

 熱耐性【低温含む】


 魔法

 土、身体強化


 装備

 魔法のリストバンド

 魔力吸収スカーフ

 空間収納袋



 ーーーーー

 フォルガイム

 種族=インセクトヒューマン

 魔力 10000


 暗視

 気配察知

 気配遮断

 魔力操作

 身体変化【人間とインセクトヒューマン】

 跳躍・瞬足

 怪力

 衝撃波【斬撃】

 飛翔【羽】

 超音波


 物理耐性【強】


 魔法

 土、身体強化


 装備

 魔法のリストバンド

 空間収納袋



 ーーーーー

 TSR5号 種族=AIアンドロイド

 魔力 12000


 暗視

 気配察知

 気配遮断

 サーモセンサー

 魔力操作

 気功操作

 形状変化【信吾の鎧や剣等】

 ガトリングガン

 ポーション作製

 コンピュータ操作【ハッキング】

 言語通訳・解釈付与

 超クリーン【用途に応じて洗剤が異なる】

 インストール

 インプット

 アウトプット

 鑑定


 魔法

 治癒魔法、生活魔法


 装備

 魔法のリストバンド

 空間収納袋



 ーーーーー

 権守 志保・イズナ

 種族=人間・妖怪

 魔力200・妖気7000


 速射

 連射

 銃改造

 魔力操作【魔力を込める程度】


 暗視

 気配察知

 気配遮断

 妖気操作【限りなくゼロまで抑える】


 妖術

 風の刃、治癒の薬、幻術、憑依、空中浮遊、水上歩行、嘘看破、身体能力向上【バフ】、防御力低下【デバフ】(ある一定の強さになるとレジストされる)


 装備

 改造したデザートイーグル

 長ドス【改】

 魔法のリストバンド

 空間収納袋



 ーーーーー

 トワ 

 種族=古の龍【エンシェントドラゴン】

 妖気 20000


 五感強化

 暗視

 気配察知

 気配遮断

 念話

 飛翔

 魂分離

 身体変化【龍形態から人形】

 強力ブレス【炎、氷】

 乱気流発生

 地震発生

 封印術

 陰陽術【式神、魔法陣作成、召喚】


 物理耐性

 熱耐性【低温含む】


 妖術

 結界妖術、影分身、千里眼、幻術、憑依、縮地、威圧覇気


 装備

 魔法のリストバンド

 空間収納袋



 ーーーーー


 全員が目を通す。

「凄い、、」

 クモスケと志保が呟く

「これ、見てるとトワがとんでもないのがわかるな、さすが古の龍だな」

 信吾がトワを褒めるとトワが反論する


「いや、信吾ちゃんもかなーりヤバいね、チートっぷりが、、何この魔力量は、バグってるよ」

「そうだな、信吾はやっぱり普通の人間とは言い難いな」


「5号、俺は普通の人間だぞ?ほらっ、ここに書いてあるじゃん、逆に5号だって初めて知った能力があるぞ、ポーション作成とかさ、ダンジョンで治癒魔法使ってたけど、イズナがふっ飛ばされたときポーション使ってたから不思議に思ってたんだ」


「ああ、あの時はいざって時を考えて、体力温存ってとこだ、大した意味はない、、それより信吾の模倣が気になるんだが、アレのことじゃないか?ダンジョンでレイスと戦った時に出した、太陽の魔導具を模した」


「そうだな、多分放出系の魔力で生み出せるやつならなんでも、、例えばアバドンが出したブラックホールなんかも作れると思うけど、制御出来る自身が無いからやらないけどな」


「そ、それは賢明だな」

 アバドンのブラックホールを見た事がある全員が身震いした。


「後は、クモスケとフォルガイムの飛翔と超音波って初めて聞いたけど、飛べるのか?」

「うーん、わからない、やってみないと」

 クモスケが唸っている

「飛翔ですか?どうやって?」

 と、フォルガイムが通信で参戦

「羽って書いてあるから羽が生えるイメージをするとか?」

「マジッすか、ちょっとやってみます」

 するとクモスケの肩甲骨辺りからトンボの羽が生えてきた

「あ、出た」

「クモスケ待て、このまま飛ぶんじゃ無いぞっ、みんな糸でくっついてるからな、外してからな」

「あ、そうか」

 と言って糸を外した。

 すぐに飛んでってしまったクモスケを見ているとフォルガイムが言う

「出ましたね、コウモリの羽みたいなのが」

「ん?コウモリ?クモスケはトンボの羽が生えてきたけど違うのかな?」


「個人差ってやつじゃないですかね?」

 フォルガイムがそこまで気にすることじゃないと深く考えない。


 ーーーーー

 実の所クモスケは一度トンボを捕食している。ベルゼブブとの戦闘の前に襲ってきた羽の生えている虫たちをその後に完食していたのだ。

 超音波もその時獲得した能力なのだ。

 一方フォルガイムに関しては化け亀の体液で進化した時に両方獲得した能力である。

 ーーーーー


「フォルガイムって人に変身することって出来るんだ?ここに身体変化って書いてあるから」

 信吾がフォルガイムに聞く


「あー、はい、みたいですね。多分化け亀の時に進化して、一から構成されて作り変えられた時に獲得したと思います。だけど、自分はフォルガイムなんで人間の姿には戻りませんよ」


「はぁ、なるほどね、まぁ、構わないけど、その内変身が必要になる時が来るかもしれないから、その時は頼むな」

「うぅ、わかりました」

 フォルガイムがその時の事を考えて呻きながら返事した


「後はトワだな、凄いな」

「そんな事はないよ、全部書いてある通りで分かりやすいじゃん」

「それはそうだけど、まぁ、気になったらその都度聞くよ。そろそろ日付が変わる時間だけど、皆寝ないのか?」


「眠くない」

「寝れない」

「目が覚めちゃいました」

「自分は見張りで寝れません」


「ふふ、そうか、なら俺の話しでもするか、異変が起きてからの、、」

 そう言って今までの事を、異変が起きてからクモスケ、フォルガイム、5号、イズナ、トワと出会って、目的、目標等を語った信吾。


 一同黙って聞いているうちに、言葉を失う。


 全てを語った信吾は全員に問う

「何か質問とか、意見があれば言ってくれ」


 沈黙を破ったのは意外にも志保だった

「あの、一つ質問なんですが、なんで神様達は別の区域の異世界を助けたんですかね?何にもしなければリスクを負わないで、そのまま何も面倒な事しなくてすんだのに、、」


「あ、そう言えばなんでだろうな?消滅するからこっちに転移するとしか聞いてないから、何でか理由まで聞いて無かったな」


「普通なら助ける変わりに何か対価が必要になるだろう、その対価をあてにしたとか?」

「対価か、なんだろ?」

 トワの疑問に信吾が腕を組んで考える。


「助けてメリットが生まれる、、なんだ?デメリットの方が多い気がするけど、それを凌駕するメリットだろ?わからんなぁ、、」


「ま、考えても分からないだろう、多分神様が私達にも想像がつかないようなメリットを得たとか、そんな考えても分からないことは棚上げで、これからの事を話さないか?」


 考えても答えが出そうに無かった信吾に5号は棚上げした。


「これからの事か、トワとも話したんだけど、とにかく強くなるしかない、アバドンもそうだけど、レヴィアタン、ルシファーよりも強くならないと、、」

「いやぁ、正直無理ゲーじゃない?」


「トワ姉さん、それを言っちゃーおしまいよ」

「ははっ、冗談だよ、強くなるためにアタイも頑張るし、信吾の手伝いもするから、覚悟してね」


「いっその事、勇者様が魔王を倒してくれればいいですけどねぇ」


 フォルガイムが冗談口調で、なんとなく言った言葉に沈黙する信吾


 そうだそうだと言っている一同の横で信吾は、はっ!と目を見開いた。


「それだ!フォルガイムそれだよ!」

「ん、えっ?な、なんすか、急に」

「勇者!メリット!フォルガイム、お前、異世界転移、転生者のアニメとかマンガ見たことあるか?」

「え、はい、ありますけど?」

「その主人公って何で転移、転生した?理由は?」

「えっと、、、」

 フォルガイムが考えてると横から志保が割り込む


「主人公が死んで、神様に天界に呼ばれてチートを授かって、異世界に行って勇者になって魔王を滅ぼす、、、って言うのが定番ですね」

「そう、志保ちゃんはもう分かってるみたいだけど、多分、助ける対価として勇者に魔王を、ルシファーを滅ぼしてもらおうと、ってことなんじゃないか?」


「えっ?でもこっちの勇者って黒龍倒すのもやっとの実力じゃ」

 フォルガイムが言う

「ああ、もしかしてチート能力があるのかわからないけど、今の俺達より弱い可能性もなきにしもあらず、、ってことで神様に確認してくる」


 そう言って地上に降りて座禅を組む信吾。

「えっ?どうした?信吾ちゃんは何してる?」

「今の話しの流れからして、また神様の所に行くんだと思いますよ、その内、幽体離脱して空間に穴開けて神界の道が開くと思いますよ」

 トワはフォルガイムの言葉にニヤリと口端を釣り上げた


 すると信吾が光り出して空間が歪んで色とりどりの空間が開くと、信吾の霊体が入って行く。

 するりとドサリと音がして、トワが倒れたと同時に光った霊体が信吾の後を追って空間の中に入って行った。


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