表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
96/104

第95話 傘



 その後、葵と本当に楽しそうに数分会話を交わしてミーコは去っていった。廊下で待機していたスーツにサングラスの給食委員には「お前ら、解散だ!!」と、大気が震えるような大声で一喝してた。


「行った?」


 ミーコの足音が遠ざかると、ひょこりと音もなく何処からか海崎が現れる。


「海崎、お前、どこ行ってたんだよ」

「お手洗いよ。ていうか夜咲君、普通にそれセクハラよ。女の子が何も言わず姿を消した時はお手洗いと察しなさい」

「いや、お前、さっき『行った?』って、ミーコの存在確認してただろ?」

「……あら、そうだったかしら?」


 全くこいつは……


「ユーリ、別にミーコは怖くないよ。優しいよ」

「まあ、葵は付き合い長いだろうけど、私は中学からだから、一年から給食委員長のミーコさんしか知らないのよ。普通にあの存在感は恐怖よ」


 まあ、存在感はヤバかったな。

 そのミーコを忘れてた俺の記憶もヤバイけど。

 何で忘れてたんだ? あんな存在感の塊。


「葵はミーコとはいつからの付き合いなんだ」

「ミーコとは保育園からの友達だよ。小学校は別だったけど。中学で再会して直ぐ分かったよ。ミーコ目立つから」


 あれ、俺負けてる。俺は葵と小学校低学年からの付き合いだし。

 そうか葵とミーコは幼馴染みだったんだな。


 安曇野は俺と葵とは違う隣の小学校だったか、この中学は近隣の三校の小学校が集まった中学だ。

 ちなみに海崎と和人も俺達と同じ小学校だ。


 と、そこにツルツルした頭の有Tが現れる。

 太陽神よ、この雨を晴らしてくれ! 


 ……だがそんな我ながら馬鹿な俺の心の叫びも虚しく。


「おーい、早く下校しろー。この後の予報だと雨が強くなるみたいだぞ。まあ、夜にはあがるらしいが」


 げ、マジかよ。俺傘持ってねぇよ。


「耕平、どうしたの?」


 固まる俺に葵が問いかけてくる。


「傘忘れた。あー、濡れて帰るか」


 傘を忘れた俺が濡れるのを覚悟していると、葵とは反対の場所から声が響いた。


「あら、なら私の傘に入ってく? 送るわよ」

「海崎、いや、流石に悪い」

「別にいいわよ。部活休みだし、それに夜咲君の家にも興味あるし」

「寄る気かよ?」

「いいなら、お邪魔するわ」


「待って、待って、耕平、私も入れて!」

「あら、傘に入れるのは私よ」

「じゃあ私も入れる!」


 何だ、何の話しになってるんだ?


「葵、落ち着け。なにテンパってるんだ?」

「う、うん、落ち着く……ユーリずるい」

「まあ、じゃあ三人で行きましょうか」

「うん、そうしよ」


 あれ? 何か話が纏まってきたぞ?

 え? こいつらウチ来るの?



★★★★★★作者からのお願い★★★★★★


 作品を読んで下さり本当にありがとうございます!


・面白い

・続きが気になる

・タイムリープしたい


 などと少しでも思って下さった方は、画面下の☆☆☆☆☆から評価やブックマークを下さると凄く嬉しいです!

 (また、既に評価、ブックマーク、感想をいただいてる皆様、本当にありがとうございます! 大変、励みになっております!)


 ★5つだと泣いて喜びますが、勿論感じた評価で大丈夫です!


 長々と失礼しました!

 何卒よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ